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リトの村に近づくにつれて寒さが厳しくなってきた
けど、どこか心地よい気分になるのも否めない


きっと昔リーバルに会いによくリトの村へ来ていたのだろう
そう認めざるを得ない状況だ


空を見上げると同じ場所をぐるぐると飛び回っている神獣ヴァ・メド―の姿が確認できる
特に攻撃を仕掛けてくるわけではなさそうだが、ずっと飛んでいるのは少し怖い


メド―を目印にリトの村までたどり着いた


リリトト湖の中にリトの村はあった

螺旋状になっている道の一番奥に族長がいるとのことだったので、会いに行った


リンク「こんにちは。神獣について聞きたいんですけど」


族長のカーン様はとても大きな梟だった
首がつりそうなくらい見上げないといけない・・


カーン「おや、お客人ですかな?

・・・ホホッ!
その腰に付けたるはまさか・・・


申し遅れました
私はリトの村の族長カーン

して、その腰に付けたるはシーカーストーンではござらんか?」


カーン様、シーカーストーンのことを知っているんだ
リンクはその通りですと、カーン様に伝えた


カーン「やはり!

となると、あなたもリーバル様と同じく
神獣ヴァ・メド―に乗り込める英傑のお一人・・・

いや・・・英傑様は全員100年前にお亡くなりに・・
ということはシーカーストーンを受け継ぎし末裔・・・

英傑の末裔様・・・後生でございます
この爺の話を聞いてくださらんか」


カーン様は空を飛んでいるメド―を静めてほしいと頼んできた
なんでも空を飛んで移動をするリト族が空を飛ぶとメド―に攻撃をされてしまっているとのこと。



もちろんそのために私とリンクはここにきたから、快諾をした


それよりも、もっと重要なことを喋っていた気がする・・・

そう、先ほどカーン様は「リーバル」という名を出していた


え、リーバル様?「様」?
英傑って言ってたよね


私は英傑に恋していたというのか
てっきり一般のリト族だと思っていたのに、身分が違いすぎるような気もするけど・・


ミファーとの記憶では私は割と恋に強気なタイプだったみたいだし、好きになったら一直線だったんだな〜

と他人事のように分析してみた


カーン(末裔様と一緒にいる方・・どこかで見たような・・?)



リーバルとの記憶を求め、カーン様に教えてもらった「リーバル広場」へと向かった


リーバル広場について忘れていた記憶が脳に溢れ返ってきた

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Rio(プロフ) - きのこさん» コメントありがとうございます!嬉しいです〜!リーバルが皆さんのもとにいけますように、、! (10月28日 22時) (レス) id: df6f8024d5 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - え、好きすぎる、、、リーバルよ、私の元にcome (10月25日 22時) (レス) @page17 id: fc65f8a88c (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - サナさん» コメントありがとうございます!リーバル、かっこいいですよね!ツンデレな感じもすごく好きです、、かなりゆっくりになってしまうと思いますが更新頑張りますっ! (8月18日 9時) (レス) id: df6f8024d5 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - まさか、好きな人がリーバルだとは…推し一緒やないか!嬉しい!更新楽しみに待ってます((o(^∇^)o)) (8月18日 8時) (レス) @page15 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio | 作成日時:2023年6月27日 21時

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