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30話 ページ32

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A「そっか。家族か〜」



そうなんだね、小芭内









私はいい加減、小芭内から離れないといけない


私のこの気持ちも諦めないといけない






それなのに、




そう決めた時に限って




小芭内はいつも私の前に現れて優しくして。




無意識に、私を惑わせる言葉を言って。





伊「A…??」






私から離れないといけないんだ



今の私は弱くてかっこよくない。


甘露寺さんみたいに強くて優しくてかっこよくならないと、小芭内の隣には立てないんだ。




悔しいけど

小芭内が近くにいてくれると安心してしまう


柱になれなくても助けてくれると思ってしまう




小芭内から離れないと私は強くなれない

かっこよくなれないんだ



だから





だから…!



伊「!」




A「小芭内っ!もう、しばらくは…、私に会わないでっっ」



堪えたが溢れ出てくる涙はとまることなく、私の頬を伝っていった





伊「A…、本気で言っているのか?」



小芭内が軽く睨んできた


ここで折れたらまた同じ繰り返しだ


だから、私は小芭内を突き放す






A「〜!本気よ、本気で言ってるに決まってるじゃないっ!!」





私がそう言うと、小芭内は目を見開いて呆然としていた




伊「わかった、Aがそう言うならしばらくは近づかない」





そう言い残して、小芭内は屋敷をあとにした

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 時透無一郎   
作品ジャンル:アニメ
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Rio(プロフ) - あいみさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくださって嬉しいです!遅くなってしまうかもですが…更新頑張りますね(^^) (2020年10月27日 23時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
あいみ(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2020年10月27日 22時) (レス) id: 96f0590609 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 零葉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです(^^)期待に添えるように頑張りますね! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 98ff6d0a90 (このIDを非表示/違反報告)
零葉 - やべぇめっちゃドギマギハラハラするぅ(((更新頑張ってください! (2020年6月9日 0時) (レス) id: 6279a5e4e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio | 作成日時:2020年3月24日 23時

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