もやもやと不安 ページ13
謎だ。
謎だ。
謎過ぎる。
オニュさんもとい、イ・ジンギさんが花屋を去った後お店のおばさんが「ジンギ君とはお友達なの？」
だとか「最近知り合ったの？」だとかを興味津々な様子で質問された。
その質問も軽く答えて私も会社へ戻らなければいけなかったので感謝の言葉とまたよろしくお願いしますとだけ伝えてその場を後にしたのだけれど。
オニュさんのことは元々よく分からない人だな、不思議な感じの人だなとは思っていた。
それでも優しい人には変わりないしそれは私が知り合って間も無いからなのだと思っていた。
あまり親しくない人に心を全開に開いてくれる人なんてそうそういないだろう。
だけど、
私はちょっとショックだったのかもしれない。
仲良くなったつもりでいたけど
本当の名前すら知らなかったこと。
青い夜で出会った人達は皆素敵な人達だったから
もっと仲良くなれたらいいなと思ったけど、
花屋で会ったイ・ジンギさんには「私」を遠去けられたように見えたこと。
全て私が勝手に思って勝手に仲良くなった気でいて
勝手にショックを受けているのは分かっている。
テミンやジョンヒョンさんが
「いつでも来ていいし連絡してね」
と言ってくれるものだからその言葉に甘えていたのだけども、3人は元々付き合いが長いようだし。
そこにポッと出会った私が入る事も普通に考えたら物凄く迷惑なのでは？
前にオニュさんは「あの2人と仲良くしてやってね」と言ってその後私が零した「オニュさんは？」という問いに「僕ともよろしくね」と言ってくれたけど
本当にオニュさんは別に私と仲良くするつもりなんて無かったのでは？
ちょっと休憩してきなよと言ってもらって向かったお使いだったけれど、モヤモヤを抱えて私は会社へ戻ったのだった。
「なまえちゃんおかえり。お使いありがとうね。おばさん元気そうだった？」
「お疲れ様です。腰は結構痛そうでしたけど、お元気そうで良かったです。あっ、お釣りと領収証がこれです」
先輩はありがとうと言って封筒を受け取った。
その手を見て私は一つまた思い出してしまった。
「…指輪してたなぁ」
「ん？」
「えっ！？あっ！すいません！こっちの話です！」
彼女がいるような話も何も知らなかったし私も一切気にした事がなかったけど、ソニョンと話してた後の事だから尚更気になってしまった。
オニュさんもしかして彼女だとか、婚約者だとか、もしくは奥さんだとかがいるのでは？
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海産物(プロフ) - 一部、誤字等の修正を行いました。 (2018年8月1日 0時) (
レス) id: 7e2e50893a (このIDを非表示/違反報告)
海産物(プロフ) - datura様初めまして!嬉しいコメント有難うございます（ ; ; ）オッパみ溢れるオニュを書きたい！という欲から生まれた作品なので嬉しいです…！これからも更新頑張りますのでたまに覗いて頂けると嬉しいです！ (2017年2月19日 23時) (レス) id: c45ee5a591 (このIDを非表示/違反報告)
datura(プロフ) - 初めまして！ジョンペンの私ですが、海産物さんの書くオニュ氏のオッパみにやられました…続きとっっっても楽しみです。お忙しいとは思いますが、ご自分のペースでゆっくり書いていただければ嬉しいです(*´ω`*) (2017年2月16日 22時) (レス) id: cc0aef44cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海産物 | 作成日時：2017年1月4日 22時
