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「べ、ベク...待たせてごめんね」

「心配した」

「ごめん、お弁当すぐ見つからなくって」



嘘ついてごめん、王子男と喋ってた。

何となく、ベクには秘密にしておこう。
色々聞かれて面倒臭いことになりそうだし。




「ん、ほら、手」


ベクが手を差し出した。


私はその手を握った。


「離すなよ」


「うん！」








学校に着いてからも、今日はずっと王子男のことで頭がいっぱいだった。

だって、あんなに変な人見たことないんだもん。


何してるのかな、どこにいるのかな。

頭から王子男が離れない！いやだ！



.

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なまり(プロフ) - スホさんめちゃめちゃいいです…！わたし、元の映画の大ファンなので、タイトルを見ただけで興味が湧いたんですけど、期待を上回る面白さでした…。この先ベクがどんな活躍をするのか気になります！無理ない程度に更新がんばってください(^^) (2018年1月3日 23時) (レス) id: 37603fbefb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：みみ | 作成日時：2017年6月26日 16時

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