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「あっ、Aちゃんおはようさん」
「えっと、…？」
「あ、俺神山智洋！24歳でここの店長です！よろしくなぁ〜」
「はいっ！生櫻です。よろしくお願いします」
神「ふはっ。知っとるよ。Aちゃんの洋服とかご飯用意しとるの俺やからね〜笑」
「そうなんですか！ありがとうございます。」
神「そんなかしこまらんでええよ！このお店2人だけやし！」
「へぇー、私はホール、ですよね？」
神「そう！接客やで！マニュアルに書いてあったことやるだけでええからな〜」
「はい！」
神「これ、お店のエプロンやから。これつけてな〜」
「わかりました！」
カランコロン
神「あっ、お客さんきたで」
「行ってきますね！」
「いらっしゃませ！」
「っ、…」
「えっと、おひとりでしょうか？」
「あっ、はい、そうです〜」
「カウンターでよろしいですか？」
「はい」
神「あれ、しげやん」
「し、げ？」
神「俺の友達やねん」
「私会ったことあります？」
神「いや、ないで。Aちゃんが休憩中に毎回来てん。なんか偶然やな笑」
「ふふっ笑そうですね〜」
「店員さ〜ん、注文ええですか？」
「あっ、今行きます！」
「ご注文はお決まりでしょうか？」
「えっと、このコーヒーをブラックで」
「以上でよろしいでしょうか？」
「はい」
「コーヒーのブラックお願いします」
神「ん、できたで」
「速いですね！」
神「しげはいつもこれって決まっとるから」
「さすがお友達」
神「せやな笑あ、コーヒー渡したって」
「はい！」
「コーヒーのブラックになります。」
「ん、ありがとうございます〜」
「なあ、神ちゃん、あの子新入りなん？」
神「いや、ちゃうで〜。」
「あっ、そうなんや」
神「でも会うのは初めてやろ？」
「せやね〜」
神「Aちゃん、俺の友達に自己紹介したってー！」
「はい！」
「えっと、生櫻A23歳です。はじめまして！」
「重岡大毅、25歳です〜。サラリーマンやってます」
「私、毎日記憶がなくなってくんです。なので毎回はじめましてだと思うんですけど、よろしくお願いします！」
重「えっ…毎日、記憶がなくなっていくん？」
「はい！」
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作者名：炎の玉ねぎ | 作成日時：2017年12月7日 17時
