白雪姫は愛されすぎる①《雪》 (ページ44)

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亮平くんが食べたいものを当てる最後の料理

お寿司と丼のページ

亮平くんの膝の上で一緒にメニューを見て、これだと思う料理はある

けど、惨敗してるから自信が...

岩本「これ、もう絶対これじゃんってなってるんだけど、もしそれじゃなかったら阿部が。多分阿部のことわからなくなる」

『照くん...私もこれじゃなかったら、亮平くんのことわからなくなっちゃう』

岩本「そんな泣きそうな顔すんなよ」

『だって全部外してるんだもん』

深澤「Aは自信あったから余計だよな」

『うん。わたし亮平くんのこと全然分かってなかったみたい』

阿部「そんな悲しいこと言わないでよー」

泣きそうになりながら言えば、亮平くんはメニューを片手に後ろからぎゅっと抱きしめてくれた

なんて幸せ

佐久間「A大丈夫だよ、阿部ちゃんもAがふぐ嫌いなこと忘れてたからお互い様だって！」

阿部「それもう言わないで」

向井「がちでへこんでますやん」

阿部「そりゃへこむよ。そのせいでAが当てられなかったし...」

岩本「いやAに当てさせるゲームじゃねえから」

阿部「あれ？そうだっけ」

『亮平くんの優しさが沁みる...好き...』

渡辺「あいつ俺にはすぐ嫌いって言うくせに、何で阿部ちゃんにはすぐ好きって言うわけ？」

ちょっと怒ってる翔太くんはとりあえず無視しよう

今は大好きな亮平くんのことで胸いっぱいだもん

すぐ近くにある亮平くんの頬に頬擦りすれば、すぐに頬を寄せてくれた

目黒「すみません、あのマジでそろそろイチャつくのやめてほしいです」

向井「ズルい。ズルすぎる」

宮舘「あのAの幸せそうな顔ね」

ラウ「Aちゃんデレデレしすぎだよ」

深澤「離れない？そろそろ離れていいんじゃない？」

岩本「あいつらすぐ撮影ってこと忘れんだよ」

渡辺「顔近すぎんだよ」

佐久間「お前らもう離れろよっ」

『やだ。離れないもん』

ここまで全敗して落ち込んでいるんだから、亮平くんにくっついていることくらい許してほしい

撮影中だけどスタッフさんもニコニコして見てくれているから、大丈夫なはずだもん