白雪姫は愛されすぎる①《雪》 (ページ5)

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次の10問10答は蓮くん

好きな食べ物がチーズっていうのも

趣味がザリガニ釣りっていうのも可愛いくて

ラウちゃんと手を繋ぎながら聞いていたら最後に衝撃が

阿部「大好きな枢木Aへ一言」

目黒「あー、えーっと、えっと俺が一番愛してます」

可愛い答えばっかり言ってたのに

いきなり愛してるは心臓に悪すぎる

佐久間「やばいよ。Aが真っ赤になってる」

阿部「...A」

深澤「なあんでそんな赤くなるかなぁ」

ラウ「Aちゃん僕の時と反応が全然違う...」

向井「めめもやん！何でそんなAのことキュンキュンさせられるん？！」

渡辺「えっ、あいつマジで顔赤すぎない？」

岩本「相変わらず言葉に弱すぎんだよ」

宮舘「言われなれてるはずなのになんででしょうね」

みんなが騒いでいる声が聞こえてくるけれど、今は蓮くんのことしか考えられない

顔が熱すぎる

隠す為にも俯いたらすぐ顎を掬い上げられてしまって、目の前には蓮くんの綺麗なお顔が

目黒「本当だ。顔赤くなってる」

『れ、あ、目黒くん』

目黒「Aは目黒じゃなくて名前で呼んで」

『う、うん』

目黒「目逸らさないでこっち向いて」

『今はちょっと、』

ゆっくりと蓮くんの顔が近づいてきたけれど、恥ずかしすぎてぎゅっと目を閉じる

その瞬間、唇に優しいぬくもりが

ラウ「えっ？！え？！！」

深澤「やったな、今。確実にやった」

岩本「最悪」

向井「まって！なに！？」

阿部「A！」

宮舘「今のは完全に良くないね」

佐久間「おいおいおい、」

渡辺「A！！！！！」

みんなの怒りを含む大きな声が聞こえてくると、顎を掴まれていた手が離れていって

ゆっくりと目を開いたら康二くんが蓮くんを捕まえていた

顔の熱が全く冷めないまま周りを見渡したら、みんな怖い顔していた

でも今のは蓮くんからだもん