白雪姫は愛されすぎる①《雪》 (ページ4)

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【 10問10答】ページ4

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蓮くんとラウちゃんの間の席

席に座った時から蓮くんの右腕に腰を抱かれているのが、嬉しいけどちょっと恥ずかしい

それよりも何故か翔太くんに睨まれてる

怖いから目が合わないように、前に出て10問10答を始めるラウちゃんの後ろ姿を見つめる

阿部「尊敬するジャニーズの先輩は？」

ラウ「山下智久くんと岸優太くん！あ、Aちゃんも！」

ここで私の名前が呼ばれるなんてまさかすぎる

目黒「Aにやけてんじゃん」

『だってラウちゃんが！って、蓮くん近いよ』

目黒「近い？」

顔を覗き込んできた蓮くんの顔があまりにも近くて

肩を押して離そうとしていると、好きな食べ物はからあげという可愛すぎる答えが聞こえてくる

そして

阿部「大好きな枢木Aへ一言」

ラウ「Aちゃん愛してるっ」

『っ～～！！』

ラウちゃんのあまりの可愛さと愛おしさに悶えると、少し顔を歪めながら蓮くんの顔が離れた

ラウ「Aちゃん！」

『ラウちゃんお疲れさま！』

戻ってきたラウちゃんに覆い被さられるように抱きしめられ、私もすぐにその背中に腕を回す

ああもう、可愛いっ

向井「ラウールなんかズルない？Aのこと喜ばせすぎやん」

ラウ「だって僕のAちゃんだもん」

深澤「おーい、ラウール。それは聞き捨てならないぞ」

目黒「いいからもう離れろよ」

不機嫌そうに顔を歪めた蓮くんはラウちゃんの肩を押して私から引き離し始め

ラウちゃんは唇を尖らせながら私を抱き締めるのをやめると、大人しく自分の席に戻って手をぎゅっと握って指を絡めてきた

なにこれ可愛いすぎる

目黒「だからすぐ手繋ぐなって」

ラウ「めめだってくっついてる」

目黒「俺はいいの」

阿部「目黒もAにくっつくのダメだよ」

渡辺「Aこっち来い。そこ危険」

『？そこ席ないよ』

渡辺「俺の膝の上があんだろ」

岩本「そっちの方が危険」

ラウ「Aちゃん行っちゃダメ！僕の隣！」

ギャーギャー騒ぎだしたラウちゃんと翔太くんを、どう鎮めたらいいのか

涼太くんに助けを求めて視線を送ってみたけれど、ニッコリと微笑みを返されただけで

どうやら助けてくれる気はないみたい