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‧⁺ ⊹˚.
「…これは良いように捉えてるだけかもだけどさ。叶は由梨自身に惚れたんだから、元の身体でも変わらず好きでいてくれると思うよ。てことは、別に由梨の身体に戻らなくても愛してくれるってことじゃん。」
『そ、そうなんでしょうか』
「叶じゃないから分からんけどさー！でもあたしからすると、告白するのに元の身体に“絶対”戻る必要はないと思う。戻ること自体を否定するわけじゃないけど、さっき言ったのが理由なら、一回それを取っ払ってみて？」
叶さんなら、由梨でも水無月さんでも変わらずに好きで居てくれる…かな。
⎯⎯僕の“好き”は、Aが思ってるよりずーっと、重いんだからね？⎯⎯⎯
叶の言葉が、頭に響いた。
『…元の姿に戻ってこそ、誠実だと思い込んでました。でも、進むべき道って一本だけじゃないですよね』
ゆっくりと言い聞かせるように呟き、二人へ視線を移す。
『水無月さん、占い師さん。お騒がせしてすみません。そして更にお願いなんですが、ここに叶さんを呼んでもいいでしょうか』
「…うん、いいわよ」
由梨の言葉に若干驚きつつも水無月は了承してくれ、占い師は「三人で話した方が良いでしょう。私は席を外しますので」と優しい言葉をくれた。
散々色んな人を振り回してきた。
でももう、迷わない。
ライバー用スマホを取り出し、電話を掛ける。
「…もしもし、A？」
アポ無しでの電話がよほど珍しいのか、少し驚きが混じった彼の柔らかい声が聞こえた。
きっと大丈夫だと思っていても、伝えるのがとても怖い。
急ぐ心臓を手で押さえ、唇を開く。
『叶さん、突然ごめんなさい。大切な話があるので、来て欲しい所があります』
「ふふ、いきなりの呼び出しなんて珍しいね。いいよ」
『…今から大丈夫なんですか？』
「うん、さっきまで打ち合わせだったけど丁度終わったから。何処に行けばいい？」
『あ、メッセージで住所送ります』
「ありがと、ちょっと待っててね」
電話を切った直後、緊張が解けへたり込む。
『もう本当、どこまで優しいのこの人は…！！』
おかしな方向に怒っている姿を見て、笑い出す水無月。
「てかマジであんたに対して優しいね。呼ばれて即来るとか超愛されてんじゃん凄〜」
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ソラ(プロフ) - 南蛮漬けが好きな人さん» コメントありがとうございます！そして遅くなってしまいすみません💦元の水無月を気に入ってくださり嬉しい限りです！ポイントポイントで出演させようと考えておりますので、楽しみに待っていただけると幸いです🌷 (8月18日 16時) (
レス) id: f611735223 (このIDを非表示/違反報告)
南蛮漬けが好きな人(プロフ) - 元の水無月ちゃんは出てくるんでしょうか?とっても好きな性格の子だっだので出てくれると嬉しいです！ (2023年3月24日 20時) (レス) id: 9cc5dc1dec (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ふわりさん» コメントありがとうございます！あ〜すっかり時間経過と共に失念しておりました！💦お教えいただき誠に助かりました。新しい話のkidさんは別世界の話ということで…。新たにお話練りますのでまた読んでいただけますと幸いです☺ (2023年3月14日 11時) (レス) id: f611735223 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！1の方のnjヌーンと不束者の所でkidさんとのお話があるのですが、2の方の晴れ間と呼び方でまた新たにkidさんとの話があり、内容に矛盾が生じてるように感じました。嫌に思いましたらすみません。更新とても楽しみにしています！ (2023年3月8日 23時) (レス) @page6 id: 54d91004a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2023年3月7日 14時
