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‧⁺ ⊹˚.
暗い奥の部屋に通され、指示された通りに向かい合って椅子に座る。
目をつぶっていると、占い師が周りを歩きながら小さく呪文らしきものを唱えているのが聞こえた。
これで良いんだ。
これ以上、彼の前で嘘の人間を演じるくらいなら、前のようにただのファンで居たい。
もしこの先再会出来たら、叶さんが私と分かってくれたのなら、私から告白しよう。
⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
五分は経っただろうか。
変わらず呪文を唱え続けている占い師に対し、不安が募る。
水無月さんも同じ気持ちなのか、声を発した。
「あのー、これっていつまで待ってれば良いんですか？」
その言葉にふっと呪文が止む。
「ああすまない…今までは1分と経たずに成功していたのだが、今回は何故か上手く行かなくてね」
「…そうでしたか。それって、時間が経って魂が今の身体に定着しちゃってるとかは無いんですか？」
Aも少し気になっていたことを、彼女は尋ねてくれる。
「それは関係ないよ。しかし、魂を動かそうとしてもここまで微動だにしないのは初めてでね。別の理由が起因している可能性がある。例えば、魂が元の身体に戻るのを拒否しているとか」
占い師の言葉に、ドクンと心臓が鳴る。
(…いや、違う。私は元に戻りたくてここに来たんだから)
しかし、それと同時に今までのライバー生活の記憶が走馬灯のように頭を駆け巡った。
夢のようだった。
そう、このまま都合の悪い事を忘れて、夢を見続けられたら⎯⎯⎯⎯
「っ…うぅ…」
向かいに座っている方向から、すすり泣く声が聞こえた。
思わず瞼を開けると、顔を手で覆う彼女。
Aが声を掛ける前に、彼女は喋り始めた。
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ソラ(プロフ) - 南蛮漬けが好きな人さん» コメントありがとうございます！そして遅くなってしまいすみません💦元の水無月を気に入ってくださり嬉しい限りです！ポイントポイントで出演させようと考えておりますので、楽しみに待っていただけると幸いです🌷 (8月18日 16時) (
レス) id: f611735223 (このIDを非表示/違反報告)
南蛮漬けが好きな人(プロフ) - 元の水無月ちゃんは出てくるんでしょうか?とっても好きな性格の子だっだので出てくれると嬉しいです！ (2023年3月24日 20時) (レス) id: 9cc5dc1dec (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - ふわりさん» コメントありがとうございます！あ〜すっかり時間経過と共に失念しておりました！💦お教えいただき誠に助かりました。新しい話のkidさんは別世界の話ということで…。新たにお話練りますのでまた読んでいただけますと幸いです☺ (2023年3月14日 11時) (レス) id: f611735223 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！1の方のnjヌーンと不束者の所でkidさんとのお話があるのですが、2の方の晴れ間と呼び方でまた新たにkidさんとの話があり、内容に矛盾が生じてるように感じました。嫌に思いましたらすみません。更新とても楽しみにしています！ (2023年3月8日 23時) (レス) @page6 id: 54d91004a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2023年3月7日 14時
