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朝ごはんを食べ終え、スガママに見送られながらスガさんのおうちを出た。
『スガさんのおかげで遅刻しませんね今日は』
「俺いなくても遅刻すんなよ」
『頑張ります』
いや、いつも起きようとは思ってはいるんだけどね
バレーの話をしながら学校に向かうと、そんなに近いわけでもないのにあっという間に学校に着いてしまった。
3年の教室は3階なので、私は2年の教室がある2階の階段でスガさんと別れる。
廊下を歩く同級生に少し避けられるのを無視しながら自分の教室に入った。
「綾瀬、遅刻しないなんて珍しいな」
『私がいつも遅刻してるみたいな言い方しないでくんない？』
自分の席に着いた途端に隣の席の田中にそう言われ、不機嫌に返した。
「いや、事実遅刻ばっかりじゃねぇかよ」
『まぁねぇ』
「つーかよ、聞いたか？今度音駒と練習試合するんだよ」
いや、聞いてねぇそんなこと
『音駒ってあの音駒だよね？』
「ああ。武ちゃんがしつこく頼んでくれたおかげでな」
武ちゃん、土下座したのかな
『すごいね。あ、そういえば私が東京いたときの友達、音駒行ったな』
「え？」
『男バレでさ。久しぶりに会えるわ〜』
元気にしてるかな〜、中学卒業と同時にこっちに来たから1年ちょっと会ってないや。
いや、ていうか連絡は取ってるんだし練習試合のこと言えやあいつら
「お前、意外と人脈広いよな」
『廊下で目を逸らされるやつが人脈広いってどゆこと？』
「あぁすまん、人脈広くなかったわ」
秒で言葉取り消すなって
『田中飴ちゃんたべる？』
ああもらうわ、さんきゅ。と私の手からいちごの飴を受け取った田中はすぐに飴ちゃんを頬張った。
私はサイダー味の飴を頬張り、田中の腕を突っつく。
『潔子さんとはどうなん？』
「きっ、な、にいってんだよ綾瀬！」
顔を赤らめるあたり、田中ってほんとウブだと思う。
『進展なしか。まぁ潔子先輩の美人レベル半端ないから仕方ないかぁ』
「つーか、綾瀬こそどうなんだよ。そういう話聞いた事ねぇ」
『そうねぇ、恋愛なんてしたことないや、』
そう言葉を返し、口の中で飴玉を転がした。
あ、やっぱこの時期はサイダーが1番うまい。
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原作を尊重したいので、この通り田中さんはオチにしません、すみません…！！
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Honomi1204(プロフ) - 面白いです！！頑張ってください (2020年9月17日 6時) (
レス) id: 22d7bacd23 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか。(プロフ) - れなさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると本当に嬉しいです！頑張ります！ (2020年9月15日 7時) (レス) id: f298937ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか。(プロフ) - 詩織さん» ZOC好きな知り合い少ないのでこんなところで出会えて嬉しいです笑私もぞめてぃ推しです！ (2020年9月15日 7時) (レス) id: f298937ff1 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 主ちゃんの設定とかすごい好きです(；； )更新楽しみにしてます！ (2020年9月13日 21時) (レス) id: 27a5fbce88 (このIDを非表示/違反報告)
詩織(プロフ) - 好きです〜ちなみにぞめてぃ推しです (2020年9月12日 15時) (レス) id: 7a83e6f782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきいか。 | 作成日時：2020年9月8日 22時
