いつだってそばにいて (ページ25)

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身体を一層ジタバタさせるもんやから、慌てて海人がギュッっと紫耀の体を抑える。

「はいっ！終わりっ！」

「えらいね紫耀！」

「ねえもう終わったやんそんな泣かんとってよ笑」

改めてこんな作業を毎日1人でしとる優太はすごいんやなー、と。

したら次は身体を洗う、

ボディタオルで、紫耀の身体を擦ってって、でもこの触感は嫌いではないらしく、身をクネクネよじらせながら「クフフ」って耐えきれないみたいに笑うから、こしょばいのには変わりないんやろうけど、なんや楽しそう笑

そんでまた風呂桶で紫耀の身体を流したら、俺が身体を洗うために、海人と紫耀は浴槽に浸かる。

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海人

「紫耀、そんなにはしゃがないよ！」

自閉症の人たちって湯船が苦手な人も多いらしいけど、紫耀は大好き。

手をパシャパシャさせて水遊び？お湯遊び？をしてる笑

それを暫く見守ってたら、

「ｯ!!ギャーー！」

自分のせいで顔に水がかかったことに癇癪を起こすから、ほらー、って苦笑いするしかない笑

「紫耀、お湯だから、そんなに擦んなくて大丈夫だよ？」

お湯のかかった場所を何度も何度も手で擦る紫耀。この辺の境目はよく分かんないけど、紫耀にとって顔に液体がつくことは地雷らしい。

そしたら、「はいこうたーい。」

って身体を洗い終えた廉が今度は紫耀のお守り。

俺は楽しそうな紫耀を宥める廉の声を聞きながら、たまには3人のお風呂もいいな～って思ったりしながら身体を洗った笑

終