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ぴんぽん。
今日は、俺が呼び鈴を鳴らすほう。
あのあとしょうちゃんは添い寝屋をやめた。また電話で厳しい社長に怒鳴られてたから、俺がスマホ奪い取って言い負かしたったけど。
これからはファミレスのバイトを増やして、稼ぎは減るけど大丈夫。欲しいもんなら俺が買ったるし。
「りょう！いらっしゃあい」
そして部屋から出てきたしょうちゃんに、俺は呆然とした。
添い寝屋の制服のレベルやない。もこもこでクマ耳フードのついた可愛いらしいルームウェアをまとったしょうちゃんが、にこにこ笑っている。
「おま、それ、普段からその格好」
「え？うん」
「それで宅配便受け取りとかしてるん」
「うん」
「…あかん！そんな可愛いカッコ他の男に見せたらあかんて！」
どうしてこう無防備なんやこいつは。自分がどれだけ可愛いか自覚を持ってくれ！
でも、でもそんなところもやっぱり好き。
癒し系を装った女たちを何人も見てきたけど、こんな天然激かわ癒し系ボーイに出会えるなんて思ってもみなかった。
「俺が守らな…」
「んー？」
「なんでもない。寝よ、しょうちゃん」
しょうちゃん家のベッドはしょうちゃんの匂いがする。しょうちゃんと一緒に潜り込めば、さらに彼の香りがする。
「明日の朝は、僕が朝ごはん作るね」
「ほんま！」
ああ、幸せや。これからは俺だけのしょうちゃん。
髪を撫でればくすぐったそうに笑う。ちょっとお尻を触ると、もう、と顔を赤くして怒られた。
「今日は寝かしたるわ。今日はな」
「…へんたい」
「そんな顔すら可愛い」
「…ん」
柔らかい唇。ずっとしたかったキス。
「おやすみの、ちゅー…？」
「そ。朝はおはようのちゅーな」
えへへ、なんて照れちゃう君は最高に可愛い。
部屋を暗くすると、耳元で囁かれた。
「りょう、だーいすき」
子守唄のように優しく、ピロートークのように甘い声やった。
end
続く (更新停止中)
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ななな(プロフ) - 突然すみません、、、。やすくんと年下組シリーズ大好きなので、次の更新を楽しみにしています！ (2018年1月6日 1時) (
レス) id: c139195854 (このIDを非表示/違反報告)
おはなし - ヤンマーの江戸時代設定のやつの続編はどこかにのせていらっしゃいましたか？質問失礼します、 (2017年12月15日 0時) (レス) id: 01c8da2026 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 更新待ってました！とっても嬉しいです。さらに大好きな学パロ、ヤンマーと2つも一気に読ませていただいて幸せでした！またいつか読めることを楽しみに待ってますね。 (2017年9月6日 18時) (レス) id: 55300828f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2017年9月5日 20時
