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幸せ、なのかもしれない。
うん、間違いなくそう。
いま、しょうちゃんが俺のベッド脇に座って、濡らしたタオルで汗を拭いてくれています。
「りょう…つらい…？」
辛いけど幸せです、なんて言えずあいまいに頷く。これこそ追加料金発生しても文句言われへんくらいや…看病してくれるなんて。
「しょうちゃん…うつってまうから」
なんて言うてもふるふると首を横に振り、
「ほっとけないです」
なんて眉を下げて返されたらもう…無理。
「あんまり、無理しないでくださいね」
しょうちゃんに頭を優しく撫でられ、さらに熱が上がる気がした。
「なんで…ここまでしてくれるん」
一番心にひっかかっていた疑問をそのままぶつけてみると、しょうちゃんは首を傾げた。
「りょうが…心配やからです」
そうか…心配、か。
その言葉じゃ俺、わかれへんねん。
見抜けへんねん。期待してまうねん。
今のしょうちゃんはお仕事の顔？それとも…もしかして心から、俺を心配してくれてるの？
添い寝する、としょうちゃんが言い出したのは、夜の11時。
まぶたがかなり重くなってきた俺も、それはあかんと力なく止める。
「あかんくないです、だって心配です！そばにいさせてください」
「うつるから…ソファで寝て…いやでもソファ固いし…しょうちゃんがベッドで寝て…」
「何言うてるんですか」
「じゃあおうち帰ろ…いやでもこんな時間に…そんなカッコで歩いたら…」
「だから何言うてるんですか」
おまえが心配やねんわかってくれ。風邪うつすのもソファで寝て身体痛めさすのも夜道を帰して危ない目に合わすのも嫌や…
とはいえ眠気に勝てそうにない俺の布団の中に、しょうちゃんはいつものように潜り込んできた。
おやすみなさい、と小さく呟いたのを聞きながら、俺は眠りに落ちてしまった。
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ななな(プロフ) - 突然すみません、、、。やすくんと年下組シリーズ大好きなので、次の更新を楽しみにしています！ (2018年1月6日 1時) (
レス) id: c139195854 (このIDを非表示/違反報告)
おはなし - ヤンマーの江戸時代設定のやつの続編はどこかにのせていらっしゃいましたか？質問失礼します、 (2017年12月15日 0時) (レス) id: 01c8da2026 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 更新待ってました！とっても嬉しいです。さらに大好きな学パロ、ヤンマーと2つも一気に読ませていただいて幸せでした！またいつか読めることを楽しみに待ってますね。 (2017年9月6日 18時) (レス) id: 55300828f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2017年9月5日 20時
