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今日も明日も明後日も ページ1

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「好きです、付き合ってくださいっ!」

「え…ごめんなさい」



始まりは突然の告白やった。



俺は、大阪にある男子校の一年生。毎日電車に乗って1時間半かけて通学している。


夏休みが始まる直前の頃やった。部活も休みやし帰ろうと校門をくぐった俺の前に、そいつは現れた。



「すいません!ちょっとお話ええですか?」


そう言って俺の前に立ちはだかり、キラキラした目で見つめてきたのは、隣町の高校の制服を来た男だった。



な、なに?なんかの勧誘?と警戒心MAXの俺をにこにこしながら眺めたあと、そいつは言った。



「あの、僕いつも電車であなたと同じ車両乗ってて!一目惚れしてもうたんです!ちょうど英戸高校に用があったもんで、つい待ち伏せしてみちゃいましたっ」


「…すいません、あの、急いでるんで…」


つい待ち伏せって。怪しい、おかしい、いかがわしい。関わらんとこ…


「待って待って!ほんまやって!

好きです、付き合ってくださいっ!」


「え、ごめんなさい」

「無理言うてるのはわかります、でもほんまに好きやねん…!」


「もう、ついて来んといてー!」


怖い怖いなんやこいつ、どうしよう!?絶対おかしいて、無限高校ってこんなやつおるん!?



「あ、マル!まだ帰ってへんの?」



ん?


聞き覚えのある声に振り向くと、中学の同級生で無限高校に通う、亮の姿が。


「亮!」

「あれ章ちゃんやん、久しぶり!え…まさかマルおまえ、一目惚れしたヤツって章ちゃんのこと?」


「亮ちゃんこの子と友達なん!?」


マル、と呼ばれたそいつは、どうやら亮の部活仲間やったらしい。亮はまともな人やから、警戒心がほんのちょっと薄まった。



「中学の友達や。うわー章ちゃんのことやったんか、おまえ変なことすんなよ!」

「誰よりも大事にします!誓います!」

「や、あの、付き合ってへんけどね」


…いや、やっぱり変人や。妙なのに好かれてもうた。



それからというもの、俺はこの変なやつに猛アタックされることとなる。

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ななな(プロフ) - 突然すみません、、、。やすくんと年下組シリーズ大好きなので、次の更新を楽しみにしています! (2018年1月6日 1時) (レス) id: c139195854 (このIDを非表示/違反報告)
おはなし - ヤンマーの江戸時代設定のやつの続編はどこかにのせていらっしゃいましたか?質問失礼します、 (2017年12月15日 0時) (レス) id: 01c8da2026 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新待ってました!とっても嬉しいです。さらに大好きな学パロ、ヤンマーと2つも一気に読ませていただいて幸せでした!またいつか読めることを楽しみに待ってますね。 (2017年9月6日 18時) (レス) id: 55300828f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち苺。 | 作成日時:2017年9月5日 20時

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