2-2 ページ8
.
「マル、なんか飲むー?」
「甘いやつほしいな」
「買ったるわ!」
「え、いいんですかぁ〜」
にこにこしながら受け取り、そのまま2人で座り込む。
ふっとマルの様子を盗み見れば、「しんどい」を押し込めているのがよくわかる。
「…章ちゃん俺…疲れちゃった」
「んーそぉかあ、まるがんばったもんなぁ。膝でも肩でも貸すで?」
「借りる…」
マルは俺の膝にごろんとして顔を見上げてきた。ふにゃって笑って、章ちゃんは癒されるわぁと言ってくれる。
こうやってたまにマルに寄り添って支えてあげられるのが、じんわり嬉しい。
210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました!小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます! (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もち苺。 | 作成日時:2016年7月5日 2時