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青side
委員長を突き飛ばして俺を抱きしめたのは、ずっとずっと会いたかった恋人の姿。
「ちょっと！俺の恋人に手ェ出さんといてくれます！？」
うちの学校とは違うジャージを羽織ったマルは、制汗剤の甘い香りがする。
マル…来てくれたん？
「は？おまえが安田の恋人？俺のがイケメンやんけ、」
マルの胸に顔をうずめてるから委員長の顔はわからんけど、険悪な雰囲気なんはわかる。周りは静かになっていた。
「章ちゃんにちゅーしてええのは俺だけや」
そう言ってマルが俺の顔を上げさせたかと思ったら、
チュッ！とキスされた。
一か月ぶりに…こんな、ところで。
でも、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
委員長は怒りと悔しさが入り交じった顔でマルを睨み、今にも掴みかかりそう。
でも、それはある人物により止められた。
「はい、終わり。体育祭中やで。取り敢えずお前ら退場ー」
新米体育教師の横山先生。
委員長の腕を引きずりながらマルの背中を押していった。
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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました！小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです！これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (
レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます！ (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2016年7月5日 2時
