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青side
「なあ、やっぱり諦めきれへんねん、俺」
しつこいなぁ…。
ついにやってきた、体育祭の日の朝。俺ら体育係は実行委員の指示で用具の準備をしていた。
もう、なんでこんな日までそーゆー話せなあかんねん！
話しかけてきたのは、前に告白を断った、体育祭実行委員長の三年生。
みんなはイケメンって言うてるけど、俺は全く心揺さぶられへんで。
「でも、恋人おりますし俺」
「今日、そんな恋人より俺のほうがええってわからせたるから。しっかり見ててや？」
「はあ」
ありえへん、どんなに委員長が運動神経よくたって、俺の中ではマルのがかっこええもん。
今日は…来られへんみたいやけど。
あーあ。俺やって体育祭がなかったら、マルの大会の応援に行けたのに。
イベントなのにあまり盛り上がらない気分を隠し、とにかくがんばりましょね、と無理矢理笑って委員長から離れた。
そのときは、委員長が何をするつもりかなんて、想像もしてなかった。
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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました！小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです！これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (
レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます！ (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2016年7月5日 2時
