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青side
「好き、安田。俺と付き合って」
「ん〜〜ごめんなぁ、恋人おんねん」
ぺこりと頭を下げて、体育館裏を去る。
まだ5月なのに、もう4人目やで、告白。
共学の中学校にいた頃より男子校来てからのがモテるって、性別間違えたかなほんまに。
いっそハーフハゲにでもしたろかな？男らしく。でも、マルが今の髪型可愛いって言うてくれたから…。
ああ。会いたいな、マル。
「章ちゃん、終わったん？」
「うん」
中学も同じやった亮が、俺の告白待ちをしてくれていた。毎日一緒に帰りたがる男が多すぎて困ってたんやけど、最近亮が「虫除けしたる」ゆうて2人で下校してくれる。
「まだマルと会えてへんの？」
「…しゃあないねん、土曜は俺が学校、それ以外はマル部活やし」
亮はちょっと考える素振り。いつも俺らのことを心配してくれる。
「なぁ、今度の土曜、体育祭あるやんか」
「おん…」
「マル呼んでみたら？応援来てくれるかもしれへんで」
そっか、体育祭！
すぐに携帯を取り出した。
デートじゃなくても、とにかく会いたい。
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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました！小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです！これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (
レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます！ (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち苺。 | 作成日時：2016年7月5日 2時
