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現場からお伝えします。 ページ22

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こちら楽屋の丸山です。



先ほどから章ちゃんが珍しく俺を膝枕にしてお休み中。重いけど、かわいいな相変わらず。



と、ここでやってきましたのは裕ちん。寝顔を見るなりふっと緩む頰が弟を見る目に似ています。かわいい顔して…疲れてんやなあ、って呟いて通り過ぎていきました。




続いてこちらに気づいたのは村上くん。なんや、ヤス甘えとんのか、って言いながら、まあ休ましたりや。って俺を見て少し八重歯を見せた。またいいお兄ちゃんですこと。




お次は章ちゃんに激甘な亮ちゃん、激甘なだけなのかそれ以上の感情があるのかはここでは追求しません。


ん?章ちゃん寝とんの?って寝顔を除きこみ、冷えたらあかんなって自分の上着をパサ。でたナチュラル男子力!おまえ動くなよ、章ちゃん疲れてんやからな、と俺には辛口なとこも通常運転です。




亮ちゃんが去ってやってきたのは小さいおっちゃん。

機嫌がよさげで、俺と章ちゃんを見つけてにやりと寄ってくる。寝とるんか〜愛くるしい顔して〜なんていいながら、おもむろに章ちゃんのズボンに手を伸ばすもんだから慌てて手首を掴んでストップ!



「ちょ、なにしてんねんあなたwww」

「ガッといって起こしたろかなーて」

「「やめときやすばる笑」」


夫婦の制止でなんとか変態アイドルは暴走をやめた。ふービックリした。





最後にやってきた大倉さん、今日も眠そうです。が、俺のほうを見るなり目がパチって開花。ずんずん近寄り、綺麗な顔で俺に詰め寄る。


「なんでマルの膝で寝てるん?」

「いや、章ちゃんからやで?眠いけど枕あらへん、マル〜って!」

「でかい声だすなや。どいて」

大倉は俺の肩を後ろに押しのけて章ちゃんに接近した。

「待てや、大倉」

ソファに座った亮ちゃんの声も気にせず、大倉はなんと章ちゃんの唇にちゅっ!

「わ、ちょっと大倉えーのそれ!」

「おいこら」

焦る俺をよそに、亮ちゃんが鋭い目つきで寄ってくる。いやー巻き込まんといて!勝手にやって!

その後、うちの二大エースによる醜い小競り合いが繰り広げられ、章ちゃんは2人の膝に横たわるというなんとも寝づらそうな格好にされてしまった。

ちなみに頭側はジャンケンにより亮ちゃんに権利が与えられた。





…ていうか、起きなよ!章ちゃーん。笑





END

本気と書いてマジと呼ぶ男→←21



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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました!小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます! (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち苺。 | 作成日時:2016年7月5日 2時

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