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俺は寺に戻った。寝ていた章ちゃんは起き上がって、こっちを見た。




俺は駆け寄り、小さな身体を抱きしめて、おはようって言った。俺の大事な人はまだ暖かい、お互い触れることができる喜びを噛み締めて。




「守って」。
それは霊の彼が俺を自分の恋人の新しい彼氏だと勘違いして言った言葉なのか。


それとも、章ちゃんと恋人は別人とわかった上で、自分と同じような別れ方をしないで、と伝えたかったのか。



どちらにしても、俺のやることは同じ。




目の前の温もりを感じながら、顔が熱くなっているのはわかってたけど、はっきりと伝えた。



「いつも、支えてくれる章ちゃんが大好き。ずっと離さないから離れんといてや…」





そう行って顔を章ちゃんの肩にうずめると、抱きしめ返してくる力が強まった。




「マル、助けてくれてありがと。こちらこそ、ずっと側で笑っててな?大好きやで」








章ちゃんはにっこり笑って頷いた。






end


夜な夜なシリーズ、なんか自己満だったかもしれません(*_*) 次はまともです!笑

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倉餅(プロフ) - とまころろさん» 初コメントありがとうございました!小説を誰かに見てもらうのは初めてだったので、とても嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2016年7月8日 22時) (レス) id: f9b71d4474 (このIDを非表示/違反報告)
とまころろ - とても素敵です。更新楽しみにしてます! (2016年7月8日 20時) (レス) id: edaf8fd36c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち苺。 | 作成日時:2016年7月5日 2時

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