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「次は集まり来いよー、4人ともー」
「高地先輩のおごりならいきまーす♡」
「慎太郎に同意です♡」
みっちゃんと慎太郎に考えとくーって苦笑いする高地先輩。学食をでて、先輩たちと別れて「ねっむ…講義だる」ってあるある過ぎる会話して、だらだらと歩く。
「雪ふりそー、今日」
「だなー。…Aまだコートだけ？寒いでしょ」
「まだだしてない…」
どーせ面倒くさがってるんでしょ、って北斗が自分のストールを渡してきて。「暑いから」って拒否した。…どこの小学生なんだろう。
「良いから使いな」ってしつこい北斗からにげて勢いのまま次の講義がある2階まで駆け足で階段をかけあがった。「Aげろはくなよー」ってデリカシーのない発言が聞こえて、階段あがりながら吹き出す。
講義室につづく渡り廊下、下を歩く人混みに大我先輩を見つけた気がした。立ち止まって窓に寄れば、気だるそうに歩く大我先輩と田中先輩。後ろ姿なのにすぐ見つけちゃうのはあの明るい髪色のせい、だと思う。……ゲームするためにリュックなのかな。
あの人。前に手に物を持ちたくない、と言ってたた気がするし。黒い見なれたリュックに原色のマスコットキャラクターがついてるのをめざとくみつけて、嬉しいのに虚しくなった。
私のアパートの鍵とお揃いなんですよ、それ。なんて渡す時に言ってみたらよかった。先輩どんな顔したんだろ。
「お前階段上がんの早くね？」
「………若いから？」
「同い年だわ！」
追いついた慎太郎に「知り合いいた？」って不思議がられたけど、「いないよ」って笑って講義室に入った。調子にのってお揃いなんて買うんじゃなかったな。
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七七盛(プロフ) - 最後まで一気に読み上げました！沢山の登場人物がいるにも関わらずきちんと描写が伝わってとても読みやすく引き込まれました！出てくる人たちも一人一人キャラが立っていて…だからこそ辛いなぁと感じる展開もありましたが最後まで期待を持って読ませて頂きました！ (2022年2月8日 23時) (
レス) id: 3ec5ecab0a (このIDを非表示/違反報告)
KiiiiLA(プロフ) - 初めまして、ここにきてたいが先輩どーした！ ってくらい主人公ちゃんと一緒に胸をいためております(T_T) わたしはたいが先輩応援派だからよけいにだったんですが、ここにきてたいが先輩の気持ちが見えなくて苦しいです。 続き楽しみにしております！？ (2021年11月24日 13時) (レス) id: f5fdf1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年11月24日 0時
