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最近恒例となってる勉強会。みっちゃんは息抜きも必要！って言い張って今日は不参加。仕方なく慎太郎と2人で先輩たちを待ってた
「なー、A。マーケティング学のノート貸して」
「適当にしかまとめてないよ」
「俺まじでやばいの、ほぼ寝てた…」
「コピーしてきなよ…」
こいつすごい、あの教授怖そうなのに。よく寝れるな…同情的な目で慎太郎を見てノートを手渡す
「ありがと、A」
「いーえー。…そんなに見つめてなに」
「……元気？お前」
なにそれ、元気だよって笑ったのに。慎太郎は全然笑わない。「北斗も、…ってこの話しても大丈夫？」名前を出した後に許可を求めるのは間違ってるよ
「うん。大丈夫だよ」
「あいつも、なんかすごいへこんでて。でもそれ以上にAのこと気にしてたから」
「……なんか申し訳ないな。」
「あのさ、俺Aのことも北斗のことも友達だと思ってるから」
「なんだそれ(笑)…私も思ってるよ」
だから、きつかったら言ってくれたらなんでもするって。どんだけ良い奴なの、慎太郎。その気持ちが嬉しくて、でもこそばゆくて
「じゃあ、テスト終わったら今度は先輩達とバレーしよ」
「そんなの、やるに決まってんだろろ」
「チーム戦だよね、…大我先輩バレーも出来ないのかな」
「できないだろ、あの人サーブひとつも当たってなかったじゃん」
だからテスト頑張ろうね、ってまとめたらまた頭を悩ませ始めた。「俺、テスト大丈夫だと思う？」そんなの私にもわかんないよ
「……海も、いこうな」
「うん。行こうね」
言わずもがな、北斗のことを気にしてるんだろうな。楽しみだって言って入ったサークルなのに、ひたすら申し訳ない
「……可愛い先輩たちの水着、楽しみだね」
「そうなの。まじでそこ！あ、Aたちのは全く期待してないから安心して」
「うわ。私だって可愛いの買うし」
「……着る人が重要じゃん」
この軽口もたぶん、気づかってだよね。そうだよね？ムカついたけど「…まぁ、そうだね」って流しとくからね…
「てか想像したらなんか、…鳥肌？」
「みせてみせて」
言い過ぎじゃない？って腕見るふりしてしっぺしてやった。てか、想像するのは気持ち悪いじゃん。ってさらに追い討ちをかけて笑う
「いってぇ！…やり返させて！」
やらせて、いや！の応酬。やってきた大我先輩に「やる気ないの？お前ら」って怒られるのはこのすぐ後だった
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Nappy(プロフ) - 素敵な作品ですね！ (2021年11月21日 21時) (
レス) id: 6b7a5f4d24 (このIDを非表示/違反報告)
キミ(プロフ) - いけない時間から1を読み始めたら深夜を過ぎて一気読みです！仕事かうまくできるか不安でしたが、感情を揺さぶられて、涙するお話が読めたので、心は満足です！続きを楽しみにしてます！ (2021年11月18日 1時) (レス) id: d4e3c92b39 (このIDを非表示/違反報告)
やん - 沢山更新嬉しいです！！！！！！日々の楽しみです^ ^ (2021年11月8日 0時) (レス) @page25 id: a4d97af994 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - このお話の京本くん好き過ぎます。どのお話も大好きです。更新頑張ってください⚐ﾞ (2021年11月7日 21時) (レス) @page20 id: 2b37390e07 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - だめだ。あまりにも好きすぎる。 (2021年11月7日 19時) (レス) @page20 id: 5f27ff9118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年11月4日 20時
