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「そんな目で見ないでよー！未成年飲酒はありえないし、軽いヤツもいないよ。面白いやつばっかり！どう？」
「はいりまっす！ほらほら、自己紹介！」
「……え」
無理矢理な慎太郎、ニコニコの田中先輩の後ろで怖い顔してる先輩。顔立ち綺麗だけどめちゃくちゃこわい。なにそのかお。
「ちょっ！きょも！その顔やめてって…女の子を睨んじゃいけません！」
「…別に入りたくないなら入んなくていいよ。こっちは1年増やして管理費増やしたいだけだし」
「きょーもー！！！」
私この先輩になにかしました？ってくらい怖いこと言われた。大学生活ってこんななの…
「先輩めちゃくちゃイケメンなのにやばいっすね！」
「……なにこいつ」
「もー！ほら、入るんだよね？はい、書いて書いて！」
怖い先輩に睨まれても全く動じない慎太郎を尊敬した。そんな先輩の圧力に負けて名前を書いた私、とみっちゃん。慎太郎は嬉々として書いてた
「Aちゃんと、みっちゃんね！いやー、可愛い1年生3人も入ってラッキーだわ。ね、きょも！」
「まぬけそーの間違いじゃない？」
「それは間違ってないっすね」
イラッとして慎太郎の背中をバンっと叩くと怖い顔した先輩までビクッとしてた。ざまあみろ。そんな気持ちが顔にでてたのか、先輩はまたこちらを睨んだ
「A？新歓絶対こいよ」
「………よ、予定が入るかもしれないです」
「慎太郎だっけ？コイツ絶対つれてこいよ」
了解でっす！とすぐさま先輩の手下になった慎太郎を恨みつつ、みっちゃんの後ろに隠れて乗り切る作戦にでてみる。
「じゃあ！しんたろー、2人つれてこいよー。」
「任せてくださーい！」
「タダ飲みできますか？」
「もちろん！1年生の歓迎会だもーん！みっちゃんったら現金な子だねえ」
コミュ力の高い2人、まじですごい。みっちゃんにいたっては田中先輩に参加費の有無まで確認してる。入るサークル間違った、私みたいな陰キャが入れるとこじゃないよ、ここ。
「あ、ほら。きょもー名前いっときな！」
「京本」
「京本大我！きょも先輩って可愛く呼んであげて♡俺はじゅったん先輩ねー」
真反対の2人の先輩。絶対仲良くなんてなれない、そう思いつつ愛想笑いをすると、京本先輩はつまらなそうに睨むのを辞めた。
そのまま「樹、次の資金源に声掛けて」とかいってる。…ムカつく先輩。それが京本先輩の第一印象だった。
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らっとる - 初めてコメントします！まめこさんの作品が大好きでどれも何度も読み返しています♪中でも今回の無題とーーっても好きです！1日に何回も更新されてないかな?と覗きにきては読み返してます☺︎更新楽しみにしてます！応援してます♪ (2021年11月4日 18時) (
レス) id: cbd38ba105 (このIDを非表示/違反報告)
Sn(プロフ) - 初めてコメントします！凄く面白いです！ニヤニヤしてしまいましたー＾＾今後の展開が気になりすぎるっ！！！更新楽しみにしております！作者様のペースで頑張って下さい！応援しております (2021年10月1日 0時) (レス) @page15 id: 8a3780e77b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年8月22日 14時
