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じゃあコンビニいくぞ！負け犬ども！と酷い言われ用でとぼとぼと歩き出す。森本くんみっちゃんは悪い顔してて
唯一ルイスくんだけが「…あー、俺はまじで駄菓子とかでいいからね」と小声で声をかけてくれた
「負けたんだもん。ルイスくんにはいつもお世話になってるから。…なんでもいいよ？」
「えー…女の子に奢らせるなんて。ちょっとあれじゃん…」
アレであれだから。なんて誤魔化されそうになるけど、負けない。前にアイスも買って貰ったもんなぁ…
「えー！俺ね！これ！ハーゲンさん！」
「私ごでぃば！」
「俺はパピコでお願いしまーす」
3人ともアイス責め。みんなでお金を出し合ってコンビニを出る。生暖かい空気が外から入ってきて。私もアイス買えばよかった
「はい、半分こ」
目の前には差し出される白色のアイス。ホワイトサワー味の方が好き、ってアイスのケースと前で話してた。気がする
「…2個とも食べないの？ルイスくん」
「食べないよ！これ、わけるやつだもん。はい。」
「いや…悪いから」「やだ？いらない？」
寂しそうに問われて、「…いいの？」とおずおずと手を伸ばした
「Aちゃんと食べたかったんだよ」
「…なんかごめんね、ありがとう」
「なんで謝っちゃうかなー。Aちゃんったら」
気を使わせて申し訳ないんだもん、って思いながら横のルイスくんをみる。…1年生の時と変わらず優しい彼。しまい込んだ気持ちが蘇ってしまいそう
また目が合って、ルイスくんは困ったように笑った
「…Aちゃん、さ。俺の事」
「あー！！！Aちゃんばっかりアイス食べてるんだけど！」
何か言おうとしていたルイスくんの声を田中くんの声が遮った。あ、アイスバレちゃった
「…樹さいあく！アイスくらい買ってこいよ！ばーか！」
「え！なんでジェシーが怒るわけ？は？」
叱られた田中くんはずんずんと私とルイスくんの間に入り、「1口ちょうだい」と事も無げに言ってきた。自分の手元を無言でみる
「え、…これ？」
「うん、俺も食べたいし！」
「あー…えっと。」
口をつけたもの、しかもルイスくんからもらったものを人にあげるだなんて。困っていると、樹くんの口にアイスが押し込まれた
「はい、俺のあーげた。」
「つめた！…どーも。」
ルイスくんにアイス貰ったくせに、なんでうれしくなさそうなの。田中くん
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» いつもコメントありがとうございます(^^)！ぜひお時間ある時にお願い致しますー！ (2021年8月23日 19時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！きゅんきゅんします！また読みにきます〜！ (2021年8月23日 10時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月26日 19時
