6m ページ6
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「松村先輩！おはようございます！！！」
「…こえでっか」
「元気だけがとりえです！」「俺も！」
ひえ。キャラ被りじゃないですか…松村先輩と私の会話に割り込んでくるバカでかい声。私の100倍でかい気がする…
「…誰ですか。この人…松村先輩耳大丈夫ですか？」
「それ君がいうわけ？慎太郎、うるさい」
「うるさいってなんだ！挨拶はちゃんとしろよー。ほーくーとー」
「…………」
うわ！無視してる。こいつひどいよねー、とフレンドリーに声をかけてくるガタイのいいイケメン。だれこのひと…
「ねえ、北斗。なんであの子あんな離れてんの？友達じゃないの？」
「…ただの後輩」
「ならもっと近くくればいーのに。ほらおいでー」
おいでー、と言われるが私には松村先輩のいうことが絶対だ。何ｍまで近寄っていいか聞かなければ動けない
「ま、松村先輩？」
「…慎太郎のとなりなら」
「はーい！おじゃまします！」
ささっと、慎太郎と呼ばれる人の隣にダッシュ！ありがとう、慎太郎さん…
「急に元気になるじゃん！え？タメだよね？何組何組？」
「い、1年ですか？3組です！シンタローさんは？」
「あ、ジェシーのクラスじゃん！俺1組ー！」
「よろしくAちゃーん！」と肩でも組みそうな勢いの慎太郎くん。どうやら同じ1年生らしい
「ジェシーとはマブダチね、おれ。」
「わ、わたしもです！仲良しですもん」
つい張り合ってしまう。ジェシーはいいやつ、私のマブ！
「えー。俺ともまぶになる？」
「松村先輩となりたいんです。」
「ほくとー？北斗はほら。シャイだからさ」
「…うるさい。慎太郎」
「照れんなって！こーのシャイボーイ！」
やめろよ、と言いつつニヤける松村先輩に私は閃いてしまった！し、慎太郎くんと仲良くなれば松村先輩とも…
「し、慎太郎くん！まぶになろう！」
「なろなろ！ジェシーと3人でカラオケとかいっちゃお！」
あ、どこかで見たポーズ。…ジェシーにやらされたやつだ。
「Aちゃんもいっちゃおー！」
「それはやだ…」
「お前ら2人とももっと離れてくれる？」
心底嫌そうに早足で登校してしまう松村先輩の背中。あ、これ選択を誤ってる
･
松村先輩との距離
いつもの倍の6mくらい？
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
