4m ページ4
･
「北斗って後輩とかいたんだなー」
「顔見知り程度だよ。別に仲良くはない」
「それにしては好かれてね？優しくしてやれよ」
「…………むり」
松村先輩の貴重な友人との会話シーン。これは私の目の前で行われているのだ
「ジェシーとAちゃん？北斗と仲良くしてやってね。こいつ友達いないからさー」
「余計なこと言わないで…」
うんざりした表情の松村先輩。ここぞとばかりにジェシーが田中先輩の発言にのっかりだした
「AHAHA！いなそうっすもんね！」
「ジェシー！松村先輩いじめないでよ！」
「Aちゃん。事実だからいいの」
いじられる松村先輩…かわいいけど、許せない！私がお友達、ゆくゆくは彼女に立候補する！
「ま、松村先輩！私とお友達に」「遠慮します」
バッサリと断られてしまった…ひえー。眉間のシワはかわらず…
「ふは！Aちゃん、大丈夫？俺とお友達になる？」
「遠慮します…」
「え？俺も断られるの？やべー！」
なにもやばくないです…田中先輩のノリこわいです…ちら、と私と田中先輩のやり取りをみる松村先輩。今まで1番近い距離だ
「…10mって言ったと思ったけど」
「…！！！はい！すみませんでした！」
「AHAHAHA！今更っすか？じゃあいこ！A！ダーッシュ！」
「松村先輩、またあとで！！！！」
私の手を引いて走り出すジェシー。10m以上はなれてない？これ…
「松村先輩やばいね！おもしろ！」
「面白がらないで！先輩で遊ばないでよ！」
「俺も明日から一緒に挨拶しよっかなー」
やめて…それ一生無視パターンだよ！後ろを振り向けば田中先輩と目が合う。
「Aちゃーん、またねー」
大きい声でバイバイと手を振る田中先輩。松村先輩はこちらを見ようともしていない。あー、横顔もかっこいい
「ジェシー…10mってとおい…」
「今更？…松村先輩よっぽどAと距離とりたいんだね」
「…改めてそれいうの？ジェシー…」
「AHAHAHA！ごめんごめん！でもほら、無視の日よりまし、でしょ？」
ポジティブが1番！と肩を叩かれる。痛いよ、ばかー
松村先輩との距離
ジェシーと田中先輩を挟んでとなり。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4425人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
