20m ページ20
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「タイミングって大切だよね」
「だよなー。物事は全部タイミングだわ!」
「なんでそんな軽く言えるの…?2人のせいで北斗先輩に怒られちゃったのに!」
もう嫌われた!どうしてくれんだ!と詰め寄るが2人は大丈夫!と笑うだけ。むかつく!
購買で北斗先輩を見かけた私は声をかけずに我慢した。なぜなら三限前の移動教室で声をかけていたからだ
何度もまとわりつくのは違う気がする!と、1日2回までにしていたのに…!慎太郎とジェシーはしつこく、「A!ほら!いけって!おーい、ほくとー!」と腕まで引っ張ってきた。痛いし、近い!
「お前らほんっとうるさい。どっか行ってくれない?」
北斗先輩の顔すごい怖かった!私は何も言ってないのに怒られたのだ。もうほんとこの2人やだ
「2人のせいで北斗先輩に嫌われた。もう話しかけに行けない」
「えー。北斗そこまで怒ってなかったでしょ。今からいってみる?」
「頭おかしいの?しんたろー…目付きがやばかったもん…」
「AHAHAHA!大丈夫大丈夫!むしろ逆でしょ!逆!」
「その口癖やめな。なんっにも逆じゃないからね」
とりあえず北斗先輩の怒りが収まるまで自粛しよう…戦略的撤退というやつだ。せっかく縮めた3mが更に伸びたらたまったもんじゃない
「明日からは自粛して反省する…遠くで北斗先輩をみつめる…」
「は?なんでよ」
「北斗先輩の怒りが収まるまで!もー!ほんっと2人のせい!ばか!まぬけ!声でか!」
「あーあ。余計こじれるね!これ!AHAHAHAHA!おもしれー!」
なんっにも面白くない!むかつく!とジェシーが残していたであろう購買で買ったプリンを食べてやった。ざまあみろ!
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「ほーくと?さっきAちゃんめちゃくちゃビビってたよ?」
「…あいつらがうるさかったから仕方ない」
「あいつらって。あの2人でしょ、Aちゃん悪くないじゃん。もう北斗先輩♡って挨拶こないかもなー。」
「どうでもいいよ。べつに」
北斗は苛立ちを隠すことも無く、眉間にシワをよせている。あーあ。不器用なやつー
「じゃあ俺がAちゃんにあいにいこーっと」
「…勝手にすれば。てかさ。」
「なに。」
「なんであの子のことふつーに名前でよんでるわけ?」
「…………ほんっと。お前可哀想だな、ほくと」
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です!!本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります!最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます!! (2023年3月27日 8時) (レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです! (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(;;)他作品も読ませていただきます! (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……!! (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ!!嬉しいです…!!ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます!! (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめこ | 作成日時:2021年7月4日 21時