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お弁当を忘れたことに気づいたのは昼休み。めちゃくちゃ混む購買を避けるためにコンビニで買ってるのに！あんな争奪戦に入っていく勇気、私には無い
「みっちゃん…一緒にいこ！」
「えー。ジュースかってくれる？」
「…かう！かうからついきてー！」
小宮のみっちゃんはだるそうにだが、ついてきてくれるらしい。ジュースにつられてだけど、優しいみっちゃん！
「いつきてもやばくない？これ…」
「みっちゃん…今日が命日かもしれない…潰されて死ぬよ、これ…」
「私ここでまってるから！よし！ファイト！」
ファイト、と言われても先輩達もたくさんで怖くてつっこんでいけないよ、これ…ジュースだけ買って退散しようかな…でも次の時間体育だ…しんだ…
「あ！Aちゃんじゃーん！」
「田中先輩、こんにちは！」
ほ、北斗先輩もいるかも！とキョロキョロしてみる
「ざんねーん。北斗はいないよー」
「いや！なんでわかるんですか！」
「わかるでしょ！俺見てそんな反応するのAちゃんくらいよー？もっとはしゃごっか？」
「わーいわーい」
棒読みやめれる？と突っ込まれるが、私にとっては精一杯です。これが！
「なんか買うの？勇者だねー。Aちゃん」
「お弁当ないんですもん…でも諦めます…ジュースだけ飲んで生きながらえます…」
「…ふーん。あ、じゃあほら。これあげるね」
「激辛カレーパン…え、いや！いらないです！わるいです！」
「いーの！おれ弁当あるし！じゃねー！」
手渡されたのは激辛！と赤い字で書かているカレーパン…か、からそう。
「おかえりー。A！なにそれ。辛いの好きだっけ？」
「田中先輩にもらった…辛いのは得意ではない」
「おー！よかったね！はい。ご飯食べよー」
カレーパンはめちゃくちゃ辛かった…けどお腹すいたまま体育にならなくてよかった…田中先輩にかんしゃ…
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「たっだいまー。はい。北斗の紅茶」
「…ありがと。ってカレーパンは？」
「あー…可愛い後輩が困ってたからあげちゃった！」
「は？俺のカレーパン…」「Aちゃん！お弁当ないんですーって泣きそうだったから！」
「…………あっそ」
「やさしー先輩だよね。俺！」
ムッとしてる北斗に笑いが止まらなかった
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
