10m ページ10
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「クーポン今日までだったから誘ったの？」
「うん！3名様ご利用で使えます！ってやつだったからさー」
「The！人数合わせ？なーんて！」
あっけらかんと答える慎太郎くん。ほんっとうにジェシーに腕を引っ張られ、連れてこられた駅近のカラオケ。…アイス沢山食べよう！
「結構ひといるなー。お、先輩たちもいる！」
「部屋空いてなかったら帰ろうね！うん！」
「A必死ジャーン！音痴だから…？」
そう。私はくそ音痴なのだ。リズム感がない。
「あ！！！ほーくとー！！！！」
「松村先輩！？？？」
「あ、ほんとだー。AHAHAHA！松村先輩カラオケとか似合わないね！」
ジェシー…同意だよ。松村先輩がカラオケだなんて！ギャップが素敵！ドリンクバーでお茶注いでる！レアシーンだ！
「慎太郎…お前ほんっとに声でかい」
「わり！え？北斗まさか…ヒトカラ？」
「ちげーよ。樹とクラスの奴らに無理やり…」
どうやら私とジェシーの姿が目に入ったらしい先輩。嫌な顔してこっちをみてる。きょ、今日は3mって朝言われたからこれ以上近寄れない！
「松村センパーイ。俺は何も言われてないんで近寄りまーす」
ニヤニヤと先輩に近寄るジェシー。ずるい！私も傍に行きたい！
「…お前も来なくていいって。てか来るな」
「ひっどーい！センパイっ」
「ジェシーきもい！うける！」
私の真似をしてるであろうジェシーと心底嫌そうな顔をする先輩…。え？泣けるぞ。このやり取り
「ほくとくーん！私も一緒にもってくね」
「あ、ああ。ありがと」
近くの部屋から出てくる前見た可愛い先輩。ご、語尾を伸ばして名前を呼ぶなんて！！！…うらやましい
「北斗くん、後輩くんたち？」
「あー。同じ中学の慎太郎と…」「ジェシーでーす」
「あと…」
ちら、とこちらをみる松村先輩。私も紹介してくれるんですか！
「…委員会の後輩」
な、名前は言ってくれないんですね！でも紹介してくれるだけで幸せです！
「そうなんだね！可愛い後輩たち！あ、ほら。樹くん歌ってるからいこ！」
「はいはい。じゃあな、おまえら」
可愛い先輩め…完全に松村先輩狙いだ！
「…A？」
「ジェシー…私も名前で呼びたい。先輩のこと」
松村先輩との距離
102号室と107号室
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
