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田中先輩はこの光景を見て爆笑。え？これ修羅場ですよ、修羅場！
「ぶっ…Aちゃん？次俺と腕組む？」
「…田中先輩は遠慮しときます」
なんでー、いいよな？北斗！俺もAちゃんのことは後輩としか思ってないよ？
と更に北斗先輩を煽る。北斗先輩怒ってるかな、とチラと顔を見ると予想以上に悲しそうな顔をしていた
ざ、罪悪感がやばいです。せんぱい…
「…あ！A、でも繋いじゃおっか？」
さらに北斗先輩を煽りにかかるジェシー。…北斗先輩はなんにも言わなくてやっぱり罪悪感。ジェシーの腕を離し、すぐに先輩に駆け寄った
「…北斗先輩、ごめんなさい」
「…俺こそごめん。…そりゃ、好きな人が異性と密着する姿は見ていて気持ちのいいものじゃないよね」
「…やですよ。私の彼氏、です。北斗先輩は」
ごめんね、と頭を撫でられればもうぜーんぶ許してしまいそうになる…だが、まだだ。ちゃんと約束をしてもらわなければ！
「…北斗先輩？他の女の子に触らせちゃだめですからね」
北斗先輩の両手をしっかりと握り、小さい子に言い聞かせるように
「…うん。身に染みてわかりました」
北斗先輩が愛おしいものを見るように私を見るものだから、すっかり怒りの火種はなくなった。田中先輩もジェシーも巻き込んで申し訳ない、と思ったけど2人のにやけ顔をみたらそんな気持ちも吹き飛んだ
「Aったら、この前まで北斗せんぱい♡ってしっぽ振ってたのに…なんか立場変わった？北斗先輩、お尻に敷かれちゃってます？」
「俺らは面白いけどなー、ジェシー。」
あくまで先輩を茶化す2人。北斗先輩はガン無視を決め込んでいるらしく、何も言わない
「えー、俺巻き込まれて北斗先輩に怒られるのいやですよ！」
「じゃあ次喧嘩した時は俺のとこおいで♡Aちゃーん」
私の方に腕を広げる田中先輩、絶対いかないですよ…
「樹、近寄ってこないで。」
ほらみろ、北斗おもしれー！とはまた笑われ、北斗先輩は眉間に皺を寄せた。あ、先輩のその顔久しぶりにみたかも
「安心してください！田中先輩のとこには絶対いかないです！」
「………また忠犬モードだ。もうやめてね、他の男にくっつくの」
俺、久しぶりに泣きそうになったの。と呟く先輩は私よりもわんちゃんみたい、です
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
