もちを焼くはなし ページ46
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4人での帰り道。北斗先輩の話をジェシーに振れば、ワクワク顔で聞いてくれるからこちらも嬉しくなる
「きいて！じぇすー！」
「え！なになになに！」
「なぁなぁ、北斗ってこの2人見てジェラシー感じたりしないの？」
「………人並みにはあるよ」
え？とジェシーと顔を見合わせてしまう。先輩がヤキモチ…？？嘘でしょう！
「AHAHAHA！北斗先輩ってモチ妬いちゃうんすか！えー。かーわいー」
「お前ほんとに、うるさくない時ないわけ？」
ジェシーは先輩をここぞとばかりにからかうし、田中先輩もにやにやしてる
「いや、人並み以上だろ。北斗」
お菓子もくれないし、窓からAちゃんみてるし、あ、それに最近きょもAちゃんに近寄りすぎ！とか言ってなかった？
「おまえ…全部ばらすの？ねえ…」
やめてよ、と手で顔を覆う先輩。あ、照れてる。これ
「北斗先輩！私は北斗先輩一筋ですよ！だいすきです！」
「それはしってるの。俺もです。でもさ、ちがうのよ」
君が大丈夫でもさ、他の男からの好意ってのはさ…そこから先はごにょごにょ言ってて聞こえない。
「ちょっと待ってくださいよー、北斗先輩！俺はまじでないっす！Aとって…AHAHAHAHA！ありえねえ！」
「……お前抱き締めてたし」
ジェシーはぴたり、と笑うのをやめて「それは北斗先輩に発破をかけようと…」やっぱりそこからごにょごにょと濁してる
「え、なになに。ジェシー？修羅場？これ！」
「や！まじで違います！田中先輩まで面白がるのやめてくださいって！」
ねぇ？俺らただのマブダチだもんねっ？と私の肩を掴んで揺さぶるジェシー。や、やめて。脳が揺れる！
「…軽率に触らないでよ。俺の彼女なんだから」
「はい！俺の彼女宣言でましたー！きょもと慎太郎に報告！」
「AHAHAHA！すみません、北斗先輩の彼女さんに！軽率に触れちゃって！」
「…お前らほんっとに。俺のこと茶化すの好きだね。」
茶化す2人はうるさかったけど、私の腰に回った先輩の手にドキドキしてそれどころじゃない。しぬ。ちかい！
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
