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「で？なんで樹？」
「…なんかさ、合コン中にちょーっと席たったの。田中くん。」
「うん。で？」
「電話で話してたのよ。たぶん？お母さんかな？」
「トイレ行った時に聞こえたんだけどね。あんな感じの風貌でさ、今週は帰れないけど来週かえる！晩ご飯はエビフライがいい！って無邪気に話してて」
「あー、家族仲いいもんな。樹んち。で？」
「すき…ってなった」
「…はあ？」
つまりはギャップ。あのパリピ感ある風貌で誰にでも笑顔で話す。極めつけは合コン中に家族と通話、だ。
「好きになるにきまってる…てか！知れば知るほど好きになるからね…するめみたい…」
「す、するめ？褒めてんだよな？それ」
大絶賛してる！あー、ほんとに田中くんすき…！翔太は興味なさげに「変な理由…」と呟いてる
「でもさ、実際樹めちゃくちゃもてるからなー。A、樹に彼女できたらどうすんの？」
「…え？」
「え？じゃなくて、…って！なんでお前泣きそうなの？こわいこわい。」
田中くんと可愛い彼女さんが歩く姿…想像しただけで涙がでそうだ…
「彼女なんて想像しただけでこれよ…生きる希望なくすって…」
「こっわ…頼むからストーカーとかになるなよ？」
「田中くんの不利益になることはしない…たぶん」
いやでもほんと彼女とかできたらどうしよ…。その前に私が…いや無理。隣に立てない！
「…あ、そしたら新しい恋だわ！紹介しようか？」
「ねえ、まだ失恋してないんだって…」
時間の問題！と笑う翔太がほんっとにムカつく…
「まあまあ。読書が趣味で笑顔が可愛くてちょーっと、拗らせてるけど！」
「それ…ほくとじゃん…」
「北斗はいいやつだぞー。イケメンだし。あ、めちゃくちゃ恋愛観重たいけど！」
「へえ。重たいんだ。どんよりイケメンだもんなあ…ってほんとにやめて！田中くんに絶賛！恋愛中だからね！」
「いいと思ったんだけどなあ…あ、もしくは俺！」
「…翔太かあ。翔太とちゅーとかすんの想像できないな…きもい」
「え！無理無理無理！吐いちゃうからやめて！ちゅーとかいうの！」
こっちだって無理なんだって！と言い返すが翔太は無視して酒を煽ってる
「だからさ、俺がいいたいのは、もー少し頑張らないとよ？って話！」
しかもまとめだした。なんだこいつ
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！更新停滞しないように頑張ります！ (2021年7月11日 14時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキやばいです、、！にやにやしながら最新話よみました、、！更新たのしみのまってます！ (2021年7月6日 0時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - 真田丸さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…。恐れ多いです…！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
真田丸 - 今まで読んだ占いツクールの小説の中で一番好きです！最高です！なんでこんなに面白いお話を書けるんですか…？ (2021年5月30日 1時) (レス) id: 36025043ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年5月16日 15時
