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割り込もうかと思ったけど…やめた。
仕方ないやってまたベースを弾こうって思ったら…。
「あれ?ひか終わった?」
「えっ…?大ちゃん?」
「聞いてよひか!いのちゃんがね、またテキトーなこといってんの!」
「そうなの?」
「うん!あ、ひかにね、この雑誌見せたくて…」
そういってみんなで見ていた雑誌を俺に向けて広げてくる。
そこには昼の情報番組でやってる便利グッズを紹介してる記事が載ってて…。
こんなのあるんだよって近付いて俺のそばに腰掛けた。
なんでわかったんだろう、あんなに囲まれてて…。
俺の姿なんて見えなかったはずなのに。
「大ちゃん、俺の姿見えた?」
「ん?ひか?見えなかったよ?」
「じゃあなんでわかったの?」
「…んーと、なんだかひかが呼んでるような気がしたから!」
おれすごくないって?キラキラした目。
ほんと…大ちゃんには叶わないなぁ…。
わかんないけど感動しちゃって大ちゃんの頭を強めにわしゃわしゃーって撫でまわした。
髪ぐしゃぐしゃになるからやめてって言いつつもにこにこした大ちゃんの笑顔。
次はちゃんと構い倒してあげるからねって心に誓った。
おまけ《tk視点》
「…大ちゃん取られた」
「正確には光の大ちゃんを俺らが奪ったんだけどな」
有岡くんは誰かのものでもないと思うけど…。
強いて言うなら光くんのになるのかな。
光くんの近くでぼーっとしてた有岡くんの肩を叩いて呼んだのは薮くん。
伊野尾くんのとなりにつれていくと伊野尾くんが待ってましたって感じでそれなに〜?って雑誌を開かせる。
それに俺も呼ばれて有岡くんのとなりに座らされて…。
これが計画犯かぁってちょっと笑ってしまった。
有岡くんちょっと寂しそうなのを見ての犯行だからふたりの罪は無いに等しいけど。
光くんといるときの有岡くんは…。
少しだけ違う。
なんていうか…恋してるんだなぁって思わせてくれるくらい幸せに満ちているから、見ていて俺は嬉しくなる。
って思って眺めていたら薮くんと伊野尾くんがまたなにか企んでるみたいでこそこそと話し合っている。
邪魔するのはやめときなって思ったけどふたりもなんだか幸せそうで…。
止めるのはやめて俺も参戦しようかなって立ち上がった。
おれの恋人はいのちゃんだよ、1《inar》→←呼んでる気がしたんだ。1《hkar》
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K(・Д・)けー(プロフ) - ぱれさん» コメントありがとうございます!たかありが好きすぎて長くなってしまいました><読んでくださりありがとうございます!あと1話だけお付き合いいただければと思います(^^)がんばります〜! (2017年1月4日 0時) (レス) id: 137169a6f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱれ(プロフ) - ぎゃーー!!たかありすごくきゅんきゅんします有岡くん可愛すぎです(;_;)やばい!更新頑張ってください!応援してますヽ(;▽;)ノ (2017年1月3日 11時) (レス) id: fc214221f6 (このIDを非表示/違反報告)
K(・Д・)けー(プロフ) - 杏里沙さん» こんばんは、コメントありがとうございます。ご指摘ありがとうございます、即座に対応させていただきました。無知で大変失礼いたしました。更新頑張っていきたいと思います! (2016年11月15日 1時) (レス) id: 137169a6f7 (このIDを非表示/違反報告)
杏里沙(プロフ) - こちらの作品は、Hey!Say!JUMPという、実在する方々が登場していらっしゃるので、オリフラを外していただけると幸いです! 作品自体はとても面白いと思うので、更新頑張ってください! (2016年11月14日 21時) (レス) id: 5e107cb518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ssskkk67 | 作成日時:2016年11月8日 1時