今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:47,546 hit
小｜中｜大
第59話 ページ19
久しぶりにみた潤は、まえに比べてより一層細くなって
やつれていた
雅紀「潤･･･」
俺がそうつぶやくと、潤が俺を見た
潤「雅紀････ごめんね。迷惑変えちゃった」
そう言いながら、哀しそうに笑う潤
俺はそれをみて、言葉を失った
翔ちゃんの事ばかりに気を取られて、
翔ちゃんが悲しまないようにって毎日病院に通って
潤にも、翔ちゃんには傷つくから会いに行かないほうがいいって
翔ちゃんのためにも･･･って言って
それが、どれだけ潤を傷つけていたのかなんて考えもしなかった
潤のためにもなるって信じていたことが
今は、そっとしておいたほうがいいと思った俺の考えが
甘かったことにその時気付いたんだ
智と和のことがあった時にあったことを恐れて
気を遣いすぎてしまったがために起こったことだった
言葉を失う俺に対し
潤「本当にゴメンね･･･雅紀は翔くんのところに行くのに
邪魔しちゃってごめんね」
そうやって、脱がされた服を着る潤
いつでも、俺の前では強気でいた潤が今はとても痛々しかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さき | 作成日時：2013年10月9日 10時
