女子校通いのお姉様。【すとぷり】

ログ９ ページ10

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次の日。今日は生徒会で大事な話があるらしいからいつもより早く家を出なきゃいけない。



一応生徒会で議長をやっているけど、ほとんど会議に参加してないんだよね。



今回はけっこうガチっぽい雰囲気だから行くけど。







ロングの髪を巻きながら朝ごはんについて考える。



面倒臭いからパンとスープ置いてこう。




料理は人並みぐらいにしかできないし、私が作ったのよりも買ったやつ食べた方が絶対美味しい。







化粧は学校行ってからでいっか。





制服を着て身支度を整え、朝ごはんの用意をしているとドアがガチャりと開く。




そこには、眠そうな顔をしたるぅとさん。






『あ、起こしちゃった？ ごめんね』



る「いえ……、って、え？ どちら様でしょう…？」





はい？笑



寝ぼけてる？……あ、そっか。




メガネで髪ボサボサの姿しか見てなかったらそりゃこうなるわな。





『姉ですよ〜』


る「え、お姉さん？ あ、おはようございます」






困惑しつつもちゃんと挨拶するあたりしっかりしてんなあ。





髪の毛の巻をいい感じにほぐして、夏っぽい香りの香水をつける。




時計を見ると出発時刻を大幅に過ぎていた。


あぁ、時間がほんとにない。







『それじゃ、私もういくね!! 朝ごはんそこにあるのテキトーに食べて!! いってきます』



る「あ、はい！ いってらっしゃい！」







玄関の扉を閉め、
バラ園のような花壇を抜け私は走り出した。





やっと1日たった……。



残りは今日だけね。


そしたら花鈴がいなくなる！笑

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