女子校通いのお姉様。【すとぷり】

ログ４０ ページ41

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花鈴「あっつい！！！」




さっきまで元気にスキップしていた花鈴だが、今ではダラダラと私の後ろをついてくる。





『家で待ってていいよって言ったじゃん』






ため息をつきながら紙パックのオレンジジュースを渡すと、わーいと言いながら嬉しそうにする花鈴。






花鈴「さすが花鈴のお姉ちゃん！」






調子いいなこいつ。笑








けっこう大声で話してるせいか周りからは白い目を向けられるが、私たちの顔を見てすぐに頬を赤くする通行人。







はっ、美少女なめんなよ。()







『……なんか私も頭やられてるかも。』





花鈴「えぇ!? 大丈夫〜？」









そんな雑談をしながらもひたすらに歩き続ける私たち。







本当は私ひとりでお買い物に行く予定だったけど、花鈴が明日さとみくんとデートすることになったらしく急遽いっしょに服を買いに行くことになった。








花鈴と動き回るとか、正直嫌だけどコイツの服のセンスは本気でやばい。


さすがにダサすぎる妹をデートに行かせる訳には行かないでしょ。笑








花鈴「Aとおデートだぁ」









うん。今すぐその言い方やめようか。






『そんなに嬉しいの？笑』




花鈴「もちろん！」








妹っていうのは、そういうもんなんだろうか。





ほんの少しだけ可愛いなって思ってみたり。

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