寛大な心で受け止めて5 ページ12
家を出て なんやかんや用事を済ませた頃 迫っていた式の時間
たどり着いたホテルの式場入口周りにはすでにかつての同級生が集まっていて
その輪に入ろうと思うと 向こうから発見されて その中から一人の男が出てきた
その男 チョギュヒョン
「なんでいるの」
「え？散歩？」
なわけねーだろ
スーツ着て バッチリナチュラルメイクしてきて
「もう！Aったら見せつけに日本に帰ってきたのー？」
同級生たちにわらわら囲まれる
いや みなさん 私 友人の結婚式に来たんですよ
質問攻めにされてますけど キュヒョン みんなあんたがあんただって気付いてない ってゆうか 根本から知らんのだろうね
「今すぐ帰って ウネコン参加したいって言いなさい イルボン巡業しなさい」
「は？なんで魚の世話しなくちゃいけないの」
もー！いいアドバイスだと思うのに！
「式に出るの？披露宴も？」
昨日今日と用意周到だから チャンミンにまた電話してもらってるかもね
「一昨日の夜に思い付いてミニヒョンに聞いてもらったから 披露宴は用意できないって でも是非式と二次会は出席してくださいって」
ソンミニか ソンミニそんなに会話ができるようになったんだね
なんかちょっとうれしい
のと コンサート期間中にミン君にそんなことさせないで キュヒョン
厳かに始まって その間キュヒョンは空気を読んで大人しくしていたし 途中 私が感極まって泣いたところでハンカチも出してくれた
良くできた子だ
ウェディングドレス姿の花嫁は本当にきれいで いつか私もって思ったときに この隣の良くできた子だといいなぁと ふんわり思い浮かべた
「Aも着たい？」
こそっと耳元で呟かれた
「いつかはね」
「上が詰まってるからだいぶ先になるけどいい？」
ぎゅっと握られた手に何だか心がくすぐったい
ちょっとは同じ気持ちなんだと思うと照れてしまって 素直には言えませんけど
「早めでお願いします」
「頑張ります」
なんて 二人の将来はまだずっとずっと先の話-끝-
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マーガレット・ロブルー(プロフ) - wakaさん» wakaさん。感想ありがとうございます。 (2015年1月17日 22時) (
レス) id: d1cf928bee (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - トゥギ最低ー(=_=)幸せにしてあげて~~~ (2015年1月17日 13時) (レス) id: b317f10727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マーガレット・ロブルー | 作成日時：2013年8月31日 8時
