検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:34,046 hit

SH side ページ10

僕たちは仕事の合間を縫って交代で数人ずつにわけてお見舞いに行っていた。

そんなときだルハニヒョンとセフナが真っ青な顔をして帰ってきたのは、

話を聞くと、ルハニヒョンが死のうとした理由を聞くと過呼吸になりながらまた死のうとしたとのことだった。

あんなに小さな体で何を背負っているんだろう。

それに繰り返しダウォンが言っていたのは、


僕はイラナイコ。死なないと。


何があったんだろう。

僕らはダウォンのことをなにも知らないんだなと思った。

そして後日、事務所へ行き、社長に聞きに行った。


そこで、聞いたのは想像を絶する過酷な幼少期だった。

父さんが死んで、母さんに捨てられて、たらい回しだなんて、

10才ぽっちの子供が。

そのときに言われ続けた言葉が


イラナイコ。シネ。


という言葉だった。



そしてあの日、シャワー室で死のうとした日に母さんと会い、殴られた後だったらしい。


僕らがもっとちゃんと気にかけていれば。

そんな後悔しかできない。

僕が君と出会った日、守護ろうと思ったのは軽い決心だったんだと気付かされた。

上辺だけの。





今度こそ、君を守護るよ。

だから、戻ってきて。




ダウォン。




君はEXOに必要な人で、僕らが守護るべき人だ。




イラナイコなんかじゃないよ。

DW side→←DW side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
設定タグ:EXO , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しろもふ - とっても面白いです!*>∀<* 更新頑張ってください 。!!!! ダウォン君まじ可愛すぎ //// (2018年7月6日 23時) (レス) id: 2938da4450 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちゃむ | 作成日時:2018年6月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。