実戦、長年 ページ26
「リュウンさん、一体何者なのか分からなくなって来ちゃいました…」
ヒロがボソッと呟いた。
ランが淳一郎に尋ねた。
「でも、何でジンがそれを作るように頼んだの？」
「ジャグラーは一番重要なコア部を一発撃ち抜かれて
機動不能になってしまっていたんだ。
ジャグラーの中で一番厳重に作られた部分を破壊したのはミゼルだと
確信するためだと言っていた。
これをミゼルと激突したときに使用して確かめるつもりだろう。
ただ、彼はもう既に敵がミゼルだと確信しているようだが」
「ぇ、じゃあそれをジンは実戦で使うつもりなのか！？」
バンは身を乗り出して聞いた。
「おそらく」
淳一郎が答える。
ランが「どしたの？」とバンに聞いた。
バンは答える。
「ジンは盾を扱い慣れてないんだ。もし仮にミゼルが黒幕だとして、
その盾を打ち破ったら、多分扱い慣れていなければ
盾を手放すタイミングを失ってしまう。
そうなると避けきれずにトリトーンにまでダメージが…」
もう既に戦友の実戦のことまで考えているバンに、ジェシカたちはついていけない。
「流石長年のつきあいね…でも、そんなことを言えば盾を扱い慣れているのは
バンかユウヤぐらいのモノでしょう？」
そう言うジェシカに頷いて、バンは淳一郎に向き直って言った。
「だから、父さん。その盾を俺に預けてくれない？」
「…分かった。頼んだぞ、バン。さっきも言ったようにその盾は失敗作に過ぎない。
現実ジャグラーと同等に考えていてはダメだ。
むしろ何もしなくとも壊れる可能性だって十分にある。
頼りすぎないようにするんだぞ」
「うん！わかったよ」
バンはジャグラーの素材で出来た盾を受け取った。
「よし、じゃあ全員メンテルームに行こう。戦いに備えるんだ」
バンたちはそろってメンテルームに向かう。
その背を、淳一郎は温かく見守っていた。
それから、“ちょっと”困ったことが起こるのは、予測できずに。
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ユリ(プロフ) - 発動サンクス、hit数は分速で変わってく！！!（（←いったん黙れ） でもって遂に１6ですか！！！ (2013年10月13日 22時) (
レス) id: 5f2e549008 (このIDを非表示/違反報告)
リューン(プロフ) - える@夜桜四重奏見たい。wさん» 進撃は小説なうです。リューンは兵長派なのでとうとう小説書き出しちゃいましたね（笑） (2013年10月12日 23時) (レス) id: 847eddbf6e (このIDを非表示/違反報告)
える@夜桜四重奏見たい。w - 更新きたぁぁぁ！展開崩壊しちゃっても全然大丈夫ですよw進撃が終わってしまったので、結構悲しんじゃってますw (2013年10月12日 22時) (レス) id: 145d24af2a (このIDを非表示/違反報告)
リューン融解Ver.(プロフ) - hit数がおもしろいことに。みんなありがとうございます！！ (2013年10月12日 15時) (レス) id: 847eddbf6e (このIDを非表示/違反報告)
リューン融解Ver.(プロフ) - 不登校*6坂さん» 今更新しました（笑）テンションやばくなってくださってありがとうございますorz← (2013年10月12日 14時) (レス) id: 847eddbf6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リューン | 作者ホームページ：
作成日時：2013年4月4日 14時
