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・コーラルピンクの始まり ページ8

「今から開始」
彼は悪戯な表情を浮かべた。

「い、今から?!」
四日のほうが良かったかな、と悔いる。
いやでも、逆に燃えてきた。絶対に落として見せる。

「まずは、伊沢さんのお家に」

「家には来ないでね」

「行きます」

「来ないで」

「行きます。」

「来ないでって意味、わかる?」
殺されるかのような目で睨まれる。ごめんなさい伊沢さん、引くわけには行きません。

「行かせていただきます!!!!」

流石の伊沢さんも吃驚で肩を揺らした。
「わかったよ...これ終わったら。ついてきて」

そういわれて思わずときめいた。どうかヘマをしませんように。


____
__

「ここが家。あと、俺の私物は絶対触らないで」
「もしかして如何わしい何かが___な、なんて〜..」
せ、セーフ、!氷のような目だった。もう少しで死んでた。

思ってたよりは部屋は汚くない、むしろ綺麗で、私が汚してしまうかもしれない。

もう夜だし、夕ご飯を作ってもいいのだろうか。
「えっと...ごはんはもう食べましたか...?」

「まだ」

「お作りしますね。」
一見夫婦のようなやり取りに、思わずにやける。駄目だって私ィ!

家でもずーっとパソコンとにらめっこ。カレンダーには出演TVの収録日だろうか。びっしりである。

横顔もめっちゃ綺麗だな、あと、色気が凄いのなんの。どうやら私は見入ってしまったらしい。

「見すぎ」

と笑われた。


何を言うでもなく、作った夕食を持っていく。
眉間にしわを寄せていた編集長はいなくなって、スプーンに手を付けた。

「いただきます」

彼はそう言って、私のほうを見て顔を変えた。

「顔真っ赤、どうしたの?」
「い、や..いらないって言われるかと。」

「俺そこまで酷い奴じゃねえぜ?!」
おかしくなって、二人で笑って、はっと我に返る。

私この人を落とさなきゃいけないんだ。
でも、

「おいしい...Aちゃん、ありがとね」


なんて言ってくれるから、少しは好感度、上がってますか?
あと、ガサツって言葉、まだ根に持ってますから。

梅色の恥じらい。→←3日で告らせたい、izw



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てら(プロフ) - みるくれもんさん» ありがとうございます!そうです!某髭の彼らです〜。音楽を聴いたとき、絶対こうちゃんに合うなーとおもって書きました! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 44b95f4836 (このIDを非表示/違反報告)
てら(プロフ) - みけさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです〜! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 44b95f4836 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれもん - はじめまして!いつも読ませて頂いてます、大好きです!!!こうちゃんのやつ、もしや髭男の曲ですか!?素敵ですよね(^^)これからも頑張ってください、体調にはお気をつけて!! (2020年3月13日 21時) (レス) id: 1ef1ccf766 (このIDを非表示/違反報告)
みけ(プロフ) - 第1話から心臓を撃ち抜かれました...ありがとうございます...!!とても大好きです (2020年3月10日 23時) (レス) id: 5abc98e162 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てら | 作成日時:2020年3月10日 21時

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