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大地「ちょっと待て…
そうか… 何言ってんだ俺…
引き算出来ねぇのは俺の方じゃねぇか…
簡単だ… 俺が200％の男になればいい…」
ソラ「…はい」
大地「だったらずっと
母ちゃんに100あげられる…」
ソラ「…はい」
大地「やべぇっ… 式始まるっ…」
ソラ「祝福してあげるんですか…？」
大地「祝福なんかできないよ、
子や離れ親離れで結婚なんて言われても
反対だ… 大反対だ！
…俺が200％になるまではね」
ソラ「…はい！」
大地「ソラ… ありがとう…」
俺はソラに礼を言って式場へ急いだ…
そして通りかかった公園でっ
鰐川「どうした鈴木！
そんな慌ててどこ行くんだ？」
大地「母ちゃん取返しに行かないとっ！
星丘教会にっ！」
羽生「誰かに拉致られたのか？！」
鰐川「城国の奴らか？！」
鰐川と羽生先輩に会って
なんか言ってたけど無視して教会へ急ぎ
電話を掛けたけど繋がらなくて…
大地「もう式始まってんのか…」
キキーッ！
バス停についたら
ちょうどバスがやってきて
バスに乗って教会の近くまで乗り…
また走って教会へ向かっている途中…
大地「っ！」
ダンッ！
足がもつれて倒れてしまった…
『大地ー！』
その時っ…
腕を広げて待っている母ちゃんを思い出し…
大地「っ…」
立ち上がってまた走り出した…
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作者名：nanami | 作成日時：2021年12月18日 20時
