BAD BOYS ～それぞれの覚悟～ (ページ10)

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段野Side

段野「…」

カオリ「心配しすぎ」

段野「いや… なんか…」

数俊「Aさんは段野さんを裏切りませんよ」

段野「…わかっとる」

だが… 胸騒ぎが…

数俊「…すみません、陽二です、

どうした？ …っ？！それ本当か？！

…わかった！段野さん！」

段野「どうした？」

数俊「Aさんがっ…」

段野「っ？！ Aがどうした？！」

数俊「事故にあって… 病院に…」

「「「っ？！」」」

カオリ「Aが？！」

健永「そんなっ…」

段野「行くぞ」

数俊「はい」

段野「健永、お前も来い」

健永「っ！はい！」

Aが事故…？

なんでそんなことにっ…？

急いで病院へ向かうと…

治療室の前に座っている桐木を見つけ…

段野「桐木！」

桐木「っ！段野君っ…」

段野「何があった？！なんでAが事故に？！」

桐木「落ち着いて！

俺たちは通りかかっただけで…

詳しいことは知らないんだ…」

段野「っ… そうか…」

桐木「救急隊員の話じゃ…

ぶつかったバスは曲がろうとしてたから…

あんまりスピードは出ていなくて…

大けがにはなってないけど…

倒れた時に… 頭を打ってるみたいで…」

段野「っ！」

その時、治療室の赤い電気が消え

ベッドに寝かされたAが出てきた

段野「Aっ！」

医者「大きな怪我はないし…

頭も異常はないけど…

意識が戻らん限りは何とも…」

段野「っ… そうですか…」

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