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桐木Side
桐木「ハァ〜！」
陽二「いつまで落ち込んでんじゃ！」
桐木「だって！ 久美ちゃんが…
子供を抱っこしてて… 横尾さんといい感じで…」
エイジ「でも横尾って彼女おるんじゃろう？」
寿雄「たまに預けられとるガキじゃろ？」
桐木「えっ？ みんな知ってるの？！」
陽二「よう預けられとるよ、
横尾の知り合いの子らしいけどな」
桐木「なんだ〜！」
寿雄「またお前の勘違いかよ」
エイジ「なぁ… なんか騒がしゅうないか？」
陽二「あぁ？」
桐木「え？ 何？」
エイジ君が指さす方を見ると…
ガヤガヤ！…
交差点にバスが止まっていて…
救急車やパトカーが来て人だかりができていた…
寿雄「バスが事故ったか？」
桐木「見てみよう！」
陽二「おい司！」
人だかりの間から様子を見ていたら
陽二「司、やめろよ」
エイジ「陽二、あの紙袋」
桐木「紙袋？」
あ、本当だ落ちてる…
陽二「あれって…」
桐木「知ってるお店？」
陽二「段野の前のトップがやってる店だ」
桐木「えぇ？！ 前のっ！」
陽二「黙れ！」
桐木「あぁごめん…」
寿雄「ならどっかのチームの人間か…？」
桐木「え？ どういうこと？」
陽二「あそこの店を利用しとるなぁ、
おおかたがチームに関係しとる人間じゃ」
桐木「へぇ〜」
エイジ「あぁ！ あの子！」
エイジ君が指さした方を見ると…
女の子が救急車に乗せられる所で…
…って！
桐木「Aちゃん？！」
「「「っ？！」」」
人ごみの合間をぬってAちゃんに近づき
桐木「Aちゃん！」
隊員「お知合いですか？」
桐木「はい！ 友人の彼女でっ！
そうだっ！ 段野君に連絡っ！」
陽二「連絡は俺がする！ お前はその子に付き添え！」
桐木「う、うん！ わかった！」
陽二「寿雄、エイジ、目撃者に話聞きだせ」
エイジ「おう！」
寿雄「わかった」
Aちゃんがっ… なんでっ…？
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美紀(プロフ) - 移行おめでとうです最初から見させてもらってます (12月27日 13時) (
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作者名：nanami | 作成日時：2021年6月3日 0時
