■43■ ページ9
・
段野Side
段野「ハァ… ハァ…」
玉森「ハァ… ハァ…」
段野「そろそろ… 決着付けようじゃねぇか…」
玉森「そう… だね…」
グッ…
「「…ハァ！！！！！」」
ガッ！！！
「「っ…」」
玉森「…うぅ」
バタッ！
段野「ハァ… ハァ…」
勝った…
段野「ハァ… ウッ…」
バタッ！
段野「ハァ… ハァ…」
玉森「負けちゃった…」
段野「久々に… 本気でやったわ…」
玉森「ハァ… なんで…
止めてほしいってわかったの…？」
段野「…スタンガン」
玉森「え…？」
段野「Aにゃあ使うとらんかったじゃろう…？
打撲や切り傷はあっても… やけどの痕は一切なかった…」
玉森「あぁ…」
段野「脅すにゃあ1番効果的なのに…
Aにゃあ使うとらんかった…
じゃけぇ… 本心じゃないって思うたんじゃ…
スタンガンを当て続けると… 痕が残るけぇな…」
玉森「…そっか」
段野「フッ… Aはどこじゃ…？」
玉森「そこの奥… 鍵… 右ポケットに入ってる…」
段野「ハァ… ンッ！」
無理やり起き上がって…
玉森のズボンの右ポケットから鍵を出した…
2つ連なっとったのがちいと気になったが…
早く行こうと体を引きずるように部屋に向かおうとしら…
玉森「…チーム名さ」
段野「…あぁ？」
玉森「白にした理由… もう1つあるんだ…」
段野「…なんじゃ？」
玉森「初めてデートした時さ…
Aが白いワンピース着て来てくれたんだ…」
段野「…」
玉森「その時… 守りたいって思ったのにな…」
玉森…
玉森「もう… 会うこと… ないのかな…？」
段野「…会いたい時に会うたらええじゃろう？」
玉森「ぇ…？」
段野「恋人に戻れんでも…
幼馴染にゃあ戻れる…
Aもきっと… それを望んどる…」
玉森「っ… そっか… そうだといいな…」
すると…
玉森の目から一筋の涙が流れた…
玉森「早く行ってあげてっ…」
段野「…あぁ」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - BADBOYSJ 大好きですジャニーズ全グループ大好きなので映画とドラマ見てました完結おめでとうです❤️ (12月27日 13時) (
レス) @page1 id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - yukayuka0229030さん» コメントありがとうございます！ 申し訳ありませんが、続編は二階堂くんの誕生日に合わせた話なので誕生日の8月6日までお待ち下さい┏○)) (2021年7月3日 11時) (レス) id: 1cddd1604f (このIDを非表示/違反報告)
yukayuka0229030(プロフ) - 最初から読ませてもらいました！すごく面白かったです！続編も是非読みたいのでよろしければパスワード教えてください！！ (2021年7月3日 0時) (レス) id: 2961e25bce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nanami | 作成日時：2020年10月7日 20時
