22話 ページ23
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亮介「…和真」
亮介の声で私たちも和真の所に行き
少し前に出てた亮介が和真を支え起こした
和真「イッテェ…」
美咲「なんで、わざと殴られたりしたの…?」
和真「…次 問題起こしたら退学なんだろ?
今更そんなのめんどくせぇから…」
唯「ねぇ… ホントにそれだけ?」
勇斗「どういうことだよ…」
A「美咲ちゃんのためじゃないの…?」
亮介「和真は、あんたに先生続けてほしいんだよ、
だからボコボコにされても、手ぇ出さなかったんだ… そうだよな?」
美咲「え? 私のため…?」
そしたら和真は立ち上がって…
和真「ちげぇよ…」
唯「和真って意外とわかりやすいんだから」
和真「バーカ」
美咲「九条君!」
勇斗「バカはどっちだよな?」
恭太郎「そうだよ! 大けがしたかもしんないのに!」
和真「…これで借りは返したからな」
美咲「え?」
和真「あんたも… 簡単に先行やめんじゃねぇぞ」
美咲「…分かった! やめろって言われてもやめない! 約束する! ね!」
そう美咲ちゃんが和真の腕を叩きながら言ったら
和真「イッテ!」
「「「アハハッ!」」」
美咲「あぁ〜! 私! あんたたちの先生になってよかった〜!」
美咲ちゃんが先生でよかった…
そして学校に戻って和真の怪我の手当てをし、
教室に戻ってみると…
美咲「みんな! 待っててくれたんだ!」
みんなが黒板の前に居て、
和真が入ってきたタイミングで端により
『おかえり
. よかったね! 和真』
と書かれた黒板を見せてきた
和真「おかえりとか大げさなんだよ…」
美咲「嬉しいくせに〜!」
そう和真をからかっていたら、
唯が何かに気付き、美咲ちゃんに合図した
美咲「ん?」
もう一度黒板を見てみると、
田辺君と今宮さんの後ろから…
『美咲ちゃん
. これからも
. よろしくね!』
という文字が出てきた
美咲「あぁ〜! みんな〜! よぉ〜し!
2年Z組、全員 胸張っていくぞ!」
なんか… 良いクラスになった気がするな〜
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作者名:nanami | 作成日時:2018年5月25日 17時