美咲ナンバーワン！ 7

16話 ページ17

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天満「昨日 暴力事件を起こしました、

2年Z組の九条 和真の処分についてですが…

今回の警察沙汰、そして今まで数々の事件を起こしてきたこと、

そして、反省の態度も見られないことを考えますと、

今度こそ、退学は免れないと」


美咲「退学？」


三国「そんなっ…」


北浜「まぁ… 妥当でしょうな」


川西「仕方がないでしょう」


南方「はい」


教頭「私もその意見に賛成です、校長」


校長「はい」


教頭「いかがですか？」


校長「いや〜 退学っていうのは

ちょっと重すぎる気がするんですけども…」


教頭「しかしですね校長、しょっちゅう問題を起こす

九条のような生徒がいることで、他の生徒にも悪影響が及び、

結局、御堂学園の名を汚すことになるんですよ？」


校長「いや、まぁまぁ」


教頭「では九条和真は退学！ それでよろしいですね？」




「「「はい」」」



そんなっ…




美咲「ちょっと待ってください！

…確かに、人を殴ることはよくないことです、

でも… 九条君は友達を守るためにやったことだと言っています」


教頭「また、そんな話をうのみにするんですか？」


美咲「うのみにしてるんじゃありません！

私は… 九条君が何の理由もなく人を殴るとは思えません！」


教頭「フッ、いっぱしの教師みたいなこと言って…

ついこの間までキャバクラ嬢だったあなたに何がわかるんですか？！」


美咲「…」


教頭「校長は… このことをご存知だったんですよね？」


校長「あぁ… まぁ、私なりに、適切な人材だと判断した結果です…」


天満「御堂学園の教師が、

水商売をしていたなんてことが明るみに出たら、

PTAや理事会これ大騒ぎになりますよ！」


北浜「マスコミも… 面白おかしく書き立てるだろうし… なぁ？」




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