�‖猟管堽鼻� ページ2
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ASide
藤野「A先生、こちら資料です」
A「ありがとうございます」
中塚「A先生、被害者が使っていたとされる、
ブランドの販売元の資料です」
A「ありがとうございます」
深山「…」
明石「どうした？ 難しい顔して」
深山「…」
A「深山先生？」
深山「…それも気になる」
A「え？」
深山「その“深山先生”呼びも気になる…」
A「今は仕事中ですから」
深山「何より！ “A先生”呼びが1番気になる！」
藤野「ですが… ご結婚されて苗字が変わりましたし…」
中塚「お2人とも深山先生になりますから」
深山先生と結婚して1年が経ち
私は変わらず深山先生の右腕をしながら
恋愛の神様の活動を続けています
櫻井さんに報告した時…
苦い顔をされるかと思いきや…
〜〜〜〜〜
櫻井『それはおめでとうございます！
これからは夫婦生活の詩が書けますね！』
〜〜〜〜〜
ものすごく喜ばれた…
そして名前も“九条A”から
“深山A”になった為
“A先生”と呼んでくださるように…
3人を除いては…
明石「俺は呼んでないぞ？」
深山「当たり前でしょ、っていうか呼ばないで」
明石「あたりが強いっ…」
河野「奥様は気に入ってるみたいですよ？」
深山「だからこそ気になる…」
A「奥様はやめてもらいたいんですけど…」
佐田「おぉ九条！ あのなっ」
深山「“深山”です」
佐田「被るじゃんかお前と！
だから旧姓で呼んでんじゃんかよ！
…てか何回目だよこの会話！」
深山「知りませんよ」
佐田「たっく… で九条」
A「はい」
佐田「頼みがあるんだ、
ちょっと一緒に来てくれないか？」
A「はい、わかりました」
席を立って佐田先生について行こうとしたら…
フラッ…
A「ぇ…」
深山「ちょ」
グッ！
急にめまいがして倒れそうになったのを
深山先生が支えてくれた
深山「大丈夫？」
A「ぁ… すみません…
ちょっとバランスを崩しただけなので…」
深山「体調悪いんじゃないの？
最近 食事の量も減ってるし…」
A「いえ、大丈夫です、
きっと一時的なものですぐに治りますよ」
佐田「九条、早く来てくれ」
A「はい、では行ってきます」
深山「うん…」
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作者名：nanami | 作成日時：2023年3月10日 0時
