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櫻井さんと相葉さんを見送る時…
深山「あの、相葉さん」
相葉「はい」
深山「ちょっと」
相葉「あぁ… はい…」
相葉さんだけ呼び…
深山「櫻井さん、結構怒ってましたけど…
Aに特別な感情があるとか… ないですよね？」
相葉「そんなのありませんよ、櫻井さんは彼女いるので」
彼女いるんだ…
深山「じゃぁあんなに怒ってるのは、
自分の担当のあんな記事が出されたからですか」
相葉「それもあると思うんですけど…
実は昨日、彼女さんと約束があったんですけど…
行く直前にあの記事が送られてきて…
彼女さんとの約束をキャンセルする事になったんです…
櫻井さん優秀なので任される仕事も多くて…
昨日は久しぶりの約束だったので… 余計に…」
深山「…なるほど」
久しぶりのデートが潰れて
あんなに怒ってるんだ…
櫻井「相葉さん、そろそろ」
相葉「ぁうん！ では、失礼します」
深山「どうも」
…そりゃ怒るわ
A「深山先生…」
深山「ん？」
A「佐田先生… 班目先生…
こんな事になってしまい… 申し訳ありません…」
A…
佐田「いや、お前は被害者だ、
しばらく大変だろうが、気を落とすな」
班目「僕はこうなる事も承知の上で、
君を弁護士として雇っている、
君だけの責任ではない、自分を責めなくてもいいよ」
A「っ… ありがとうございますっ…」
深山「大丈夫、Aは僕が守るよ」
A「深山先生っ…」
そして刑事事件専門ルームへ戻り…
班目「そういう事で、
九条先生にはしばらく裏方に回ってもらう、
事態が収束するまで、よろしく頼むよ」
A「皆さん… 本当にすみません…」
藤野「九条先生… 僕たちは九条先生の味方ですよ」
尾崎「あんないい加減な記事を信用しません」
二宮「僕たちは、九条先生を信じます」
中塚「SNS内でも、九条先生を信じる声が多いです」
A「っ…」
佐田「…よし！ みんなよろしくな！」
「「「はい！」」」
深山「よかったね」
A「っ… ありがとうございますっ…」
佐田「ほら、お前たちも仕事しろ」
深山「しますよ、ねぇ？」
A「はい」
佐田「九条、出版も控えてるんだ、無理はするなよ」
A「ありがとうございます」
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作者名：nanami | 作成日時：2022年10月9日 23時
