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取り合えず4人でロビーへ向かい
深山「説明できるかな？」
佐田「説明するって言ってるじゃんだからさぁ、
あんな書かれかたしたら俺だって侵害でっ…」
亮平さんはロビーに置いてある椅子に座っていて…
深山「はい、ちゃんと説明して」
佐田「わかったわかった…」
前を歩きだした佐田先生の背中を押し
ドンッ！
佐田「イッ！ 押さないでっつってんの
なんで押すんだよお前勝手にっ…」
そして亮平さんの所まで行くと…
佐田「亮平さんお待たせしました、どうされましたか？」
亮平「俺たちを利用してたんですね」
亮平さんは雑誌を佐田先生に押し付け
佐田「これに関しては大きな誤解があるんですっ」
亮平「信じてくれてると思ったのに…」
佐田「っ…」
「「「…」」」
亮平「あんなに仲良かったのにっ…
父さんが母さんを殺すわけないだろうっ！」
佐田「それは理解してますからっ」
尾崎「久世さんっ、お待ちください」
亮平「他の弁護士さんにお願いします」
尾崎「少しお話をっ」
亮平「二度と姿を現さないでください」
佐田「いやちょっと…」
そう言うと久世さんは出て行き…
深山「…あれ？ ちょ、鞄！ 鞄は？！」
僕が呼びかけると戻ってきて
鞄を持ってまた出て行った…
そのまま班目先生の部屋に行き…
班目「出る杭をどうしても
打ちたい人間がいるって事だね」
深山「まぁ〜た足引っ張ってくれちゃったもんなぁ〜」
佐田「くれてない！」
班目「どうする？ 佐田先生」
佐田「とにかくそのっ、
久世さんが無実である手掛かりを何とか探して
それを元に息子さんの方を
説得するしかないんじゃないですか…？」
班目「そうだね、頼んだよ」
佐田「深山！ 尾崎！ 二宮！」
僕らは佐田先生を無視して部屋に戻り
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作者名：nanami | 作成日時：2022年10月9日 23時
